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文化と外交 パブリック・ディプロマシ-の時代

渡辺靖(文化人類学)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784121021335
ISBN 10 : 4121021339
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2011
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
渡辺靖 ,  

Content Description

政府要人同士の伝統的外交と異なり、相手国世論に直接働きかけるパブリック・ディプロマシー。欧米中韓が積極展開する中、文化と外交の融合戦略の実態と思想を明らかにする。

【著者紹介】
渡辺靖 : 1967(昭和42)年生まれ。97年ハーバード大学大学院博士課程修了(Ph.D.社会人類学)。オクスフォード大学シニア・アソシエート、ケンブリッジ大学フェローなどを経て、99年より慶應義塾大学SFC助教授、2005年より教授。専門はアメリカ研究、文化政策論。2004年度日本学士院学術奨励賞受賞。著書『アフター・アメリカ』(慶應義塾大学出版会、2004年/サントリー学芸賞、アメリカ学会清水博賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • mitei

    様々な国が国家のイメージ戦略を官民問わず、動いているんだなと知った。日本もどんどん海外に対し良いイメージを持っていけるように動いて欲しいなと思った。

  • kiho

    国ごとにさまざまな姿勢が見える「パブリックディプロマシー」⭐特にアメリカの戦略は良くも悪くも参考になりました♪日本はどう進んでいくのか…相手国に理解されるための文化の重要性を感じた。

  • 佐島楓

    そもそも文化外交で相手国の方々の「心と精神を勝ち取れ」るものなのか。この疑問がずっと読んでいる間ついてまわった。難しい問題。とにかく日本の文化外交は遅れている。国家戦略局ってどうなったのだっけ?

  • ヤギ郎

    外交には、市民をターゲットに自国をアピールして、好感を持ってもらう「パブリック・ディプロマシー」がある。人と人がお付き合いするように、国と国が交流をするということだけれど、現代はインターネットを中心にさまざまな方法で外国と交流することができるようになった。市民は海外渡航などを通して、楽しく異文化交流する中、国家は国益のための外交を展開する。民主主義では、国民の理解があって国の事業が行われる。外交に多くのカネがつぎ込まれている。国際社会の中でどういう外交関係を実現するべきか、考える時である。

  • 色々甚平

    パブリック・ディプロマシーとして現在ソフトパワーを重視されているが、クールジャパンはターゲットが広すぎて曖昧であるという指摘は頷ける。政治を絡めず、民が行う外交で、政治が絡まない分胡散臭さが減るということだ。こちらがいくら文化発信しても受け取る側がその気になってくれないと空回りにしか見えなくなる。なので、成果は長期的に見なければならない。日本はこの政策に他国ほど金をかけてないようだが、それは民のソフトパワーを中心にしてるから考えていいのだろうか、それか言うほどそれほど重視していないということなのだろうか。

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