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鳥脳力 小さな頭に秘められた驚異の能力 Dojin文庫

渡辺茂

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784759825107
ISBN 10 : 475982510X
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

道具をつくり、ピカソとモネの絵を見分け、バッハとシェーンベルクを聴き分ける。そんな鳥脳に標準装備の能力と、訓練によって獲得できる能力とは何か。かれらの「心」に迫ることはできるのか。2010年刊行の単行本を大改訂。小さくても高機能な鳥脳の魅力をとくとご堪能あれ。

目次 : 第1章 鳥という名の恐竜/ 第2章 鳥脳とはなにか/ 第3章 鳥脳はものを憶えられないか/ 第4章 道具をつくる鳥脳/ 第5章 鳥脳のナヴィゲーション・システム/ 第6章 鳥脳に「美」を教える/ 第7章 鳥脳に「音楽」を教える/ 第8章 鳥脳に「論理」を教える/ 第9章 鳥脳に「言語」を教える/ 第10章 鳥脳に「自己」を教える

【著者紹介】
渡辺茂 : 1948年、東京生まれ。1976年、慶應義塾大学大学院社会学研究科博士課程修了、文学博士(心理学)。慶應義塾大学名誉教授。専門は比較認知神経科学。イグ・ノーベル賞(1995年)、日本心理学会国際賞・特別賞(2017年)、山階芳麿鳥類学賞(2020年)受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • たまきら

    あっ、ハトの研究でイグ・ノーベル賞受賞された先生だ!と手に取りました。鳥の脳とはどういうものなのかが古生物学、解剖学的な情報から丁寧に説明されていきます。でもやっぱり面白いのは実験の数々。有名なものから知らなかったものまでいろいろな実験があってワクワクしました。もちろんヨウムのアレックスも紹介されていて、まさに入門書といった感じ。また、こういう研究がどんどんできなくなっているのが現状と知り、がっかりしましたが、ある意味科学が一般人の手に届くものになるのかもしれません。新刊コーナーから。

  • nagoyan

    優。鳥の脳の機構的・神経生理学的説明から入る。おや、間違ったかな、と思いつつ、辛抱して読み進める内に、次第に認知心理学的な実験の話題が増えてきて、興味を盛り返す。一冊読み終える頃には、もう一度、鳥の脳の機構的な説明を読みなおそうかと思い始める。最後には「心」とは何か、「心」の存在のありようの多様性に思いをはせるようになる。人間が進化の過程で勝ち取ってきた「心」とは、別の在り方の「心」の存在の可能性を、著者は鳥に観る。僕は、その姿に人間の可能性を観たい。

  • 瀧下深山

    ★★☆☆☆ タイトルの通り「鳥の能力」に関する内容。 文庫本で、ちょこちょこと挿し絵もあって取っ付きやすい印象です。良い本なのですが、惜しむらくは動物実験に関する記述が所々にあり(記述の無い本でも行っている可能性は重々承知で、悪とは思いません)、鳥好きのエゴとしては少々ダメージが入りました。資料としては手元に残しておきたく、休み休み読みたい本です。

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