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ISBN 10 : 4768471544
Content Description
学問の力なしには、うち続く時局の難題に対応できない。藩校明徳館から文武両道に秀でた多くの人材が輩出。北前船で上方文化が流入、秋田蘭画や、祭りも盛ん。金銀銅山、秋田杉、漆に養蚕、心豊かな生活は今に続く。
目次 : 第1章 藩政の確立―常陸から移封した佐竹氏は出羽国最大の国持大名となる。(佐竹氏の出羽移封/ 藩制の整備/ 秋田藩の政治改革/ 藩政の混迷)/ 第2章 秋田の産業―秋田は金・銀・銅の鉱山に恵まれ、豊かな秋田杉の美林が広がる。(人びとの交流と秋田蘭画/ 木山金山、米の国/ 日本海海運の賑わい)/ 第3章 秋田藩の寛政改革―秋田藩九代藩主佐竹義和は寛政改革を成功させ、名君として全国的に知られる。(義和初政の職制改革/ 藩校明徳館と殖産政策/ 改革政治の継承)/ 第4章 天保飢饉と海岸警備―天保飢饉は藩政史上最大の一揆を引き起こし、沿岸には異国船も姿を現す。(異国船対策と松前稼ぎ/ 天保飢饉と大一揆/ 秋田藩の海岸警備)/ 第5章 幕末の秋田藩―出羽の大藩ゆえ秋田藩には要の役割が求められ、幕末維新の混乱に投げ込まれる。(安政の蝦夷地出兵/ 幕末政局と秋田藩/ 秋田戊辰戦争)
【著者紹介】
渡辺英夫 : 1956年(昭和31)栃木県小山市生まれ。秋田大学教育学部教授、博士(文学)。秋田大学史学会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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