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東アジアの王権と思想 増補新装版

渡辺浩

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784130301626
ISBN 10 : 4130301624
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2016
Japan

Content Description

擬洋風の明治天皇制国家はなぜ誕生したのか。新論考「「宗教」とは何だったのか」を収録。

目次 : 1 政治体制の思想(「御威光」と象徴―徳川政治体制の一側面/ 制度・体制・政治思想)/ 2 東アジアの諸社会と思想(儒学史の異同の一解釈―「朱子学」以降の中国と日本/ 儒者・読書人・両班―儒学的「教養人」の存在形態/ 東アジアにおける儒学関連事項対照表―十九世紀前半)/ 3 日本儒学と国学的心性(「泰平」と「皇国」/ 「理」の美的嫌悪と暴力)/ 4 西洋の「近代」と東アジア(西洋の「近代」と儒学/ 「進歩」と「中華」―日本の場合)

【著者紹介】
渡辺浩 : 1946年横浜市に生れる。1969年東京大学法学部卒業。東京大学教授を経て、2010年4月より法政大学教授(法学部)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • さとうしん

    同じ著者による概説『日本政治思想史[十七〜十九世紀]』の基礎となった緒論考を収録。蘭学が中国を相対化させたまでは良かったが、中国を「支那」として蔑視するきっかけとなったという指摘は何度読んでも暗澹とさせられる。また、日本人が儒学的な枠組みで西洋文明を受け入れ、西洋が新たな「中華」となったということで、「西洋化」とはある意味「中国化」であったとも指摘しているが、日本がめざしているのは結局「小中華」にすぎないのかと思った。

  • 石光 真

    徳川政権は御威光(土下座)の連鎖で支えられていた。当たり前だと思ってします。背景は徳川が戦国に勝ち抜いた武力だけだから、黒船が来るとリアリズムでただちに降参して崩壊する。/荻生徂徠学派は太平で崩壊した。/上層の無神論。明治は教科のための教育国家になった。

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