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審査部戦闘隊 未完の兵器を駆使する空 光人社nf文庫

渡辺洋二

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784769831419
ISBN 10 : 4769831412
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2019
Japan

Content Description

新鋭機を戦場に出すための高度な技能と苦労の数々―そして高性能試作機とともに本土上空に米軍機を迎え撃つ!航空審査部飛行実験部―日本陸軍の傑出した航空部門で敗戦までの6年間、その多彩な活動とそこに集った空地勤務者の戦時下の知られざる貢献を綴る。

目次 : 第1部 審査に邁進 昭和十四年十二月〜十九年十月(テスト:キ四三‐1、キ四四、キ四五改、キ六〇、キ六一、マ一〇三 交戦:キ六一(対B‐25B)/ テスト:キ八四、キ九六、Bf109E、Fw190A、P‐40E、「バッファロー」、「ハリケーン」、ホ一〇三上向き砲、防弾タンク/ テスト:キ六一‐2、キ六一‐2改、キ九四‐1、キ一〇二乙、ハ一四〇、ペ三二、引き込み式雪橇、メ一〇一、タ弾、ロ三弾/ テスト:キ四三‐3、キ一〇二甲、四式戦丁型、四式戦複座型、ハ一一五、アルコール燃料、ホ二〇四上向き砲、タキ二号)/ 第2部 テストと邀撃と 昭和十九年十一月〜二十年八月(テスト:キ八三、キ一〇〇、キ一〇八、四式重爆、キ一〇九、ハ一四〇、マルサ装置、アルコール燃料、雪橇 交戦:三式戦二型、四式戦(対B‐29)/ 交戦:一式戦三型、四式戦(対F4U)、三式戦二型(対F6F)、三式戦二型、四式戦(対B‐29)、キ一〇二甲、同乙(対B‐29)/ テスト:キ九四‐2、キ一〇六、キ一〇九、キ一一五、「秋水」軽滑空機、「秋水」重滑空機、P‐51C、特呂二号、タキ二号、松根油 交戦:一式双発高練(対P‐51D))

【著者紹介】
渡辺洋二 : 昭和25年(1950年)、名古屋に生まれる。立教大学文学部卒業後、航空雑誌の編集勤務。53年、第2次大戦の軍航空に関する執筆に専念。平成22年(2010年)、職業としての軍航空の著述を終了。以後、余暇を航空史研究にあてる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • roatsu

    文春文庫「未知の剣」増補改訂。先の大戦で日本陸軍航空隊の全第一線機の実用審査と運用面での技術的課題解決を担った官衙であり、現横田基地である福生飛行場を本拠とした航空審査部飛行実験部の技術の激闘をその戦闘機班を軸に描き出す大作。既刊より写真が豊富になりまた記載も追加されてより読み応えが増したと感じる。戦後定着した固定観念と日本人の不勉強による無知により陸軍は精神主義と不合理の権化の如くあげつらわれるが、航空兵器の開発と運用において時に海軍航空のそれを凌駕する先進性と柔軟性を発揮していたことがよくわかる一冊。

  • buchi

    審査部戦闘隊とは試作機や新兵器をまず試して評価をする部隊。その機材を評価するのだから一定以上のスキルが必要でいわばエリート集団。だけどその仕事は危険極まりない。誰も飛ばしたことが無い飛行機を飛ばすとはまさに命がけ。現在ならある程度コンピュータでシミュレーションすることも出来るだろうけど当時は実際に飛んでみないと分からない。戦時中は次々と眉唾モンの技術を積んだ新型が試作された。一流のスキルを持つ若いパイロットが簡単に殉職してしまうのは読んでても悔しい。さらに戦局の悪化で実際に戦闘にも加わって散って行く…

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