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ISBN 10 : 4787720341
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唐の律令制をとり入れ独自の律令国家形成を推し進めた、八世紀の古代日本の政治・行政の中枢、平城宮。先人のたゆまぬ努力と市民の保存運動が、律令国家建設の生きた証といえる遺跡を大切に守ってきた。世界遺産・特別史跡平城宮跡の真の姿を継続的な発掘調査で明らかにする。
目次 : 第1章 世界遺産・特別史跡「平城宮跡」(遺跡としての平城宮跡/ 名称・形・構造/ 平常宮の時期区分)/ 第2章 平城宮の骨組み(造営前の様相/ 古墳の削平と河川の付け替え/ 宮城門・大垣と宮内道路)/ 第3章 二つの中枢区画(東区と中央区/ 第一次大極殿院/ 第二次太極殿/ 内裏/ 東院地区ほか)/ 第4章 役所域ほか(南方官衙の様相/ 東方官衙の様相/ 北方官衛ほかの様相)/ 第5章 その後の平城宮(平城太上天皇と平城宮/ 平城宮の「発見」と保存/ 未来の平常宮にむけて)
【著者紹介】
渡辺晃宏 : 1960年、東京都生まれ。東京大学大学院人文科学研究科国史学専門課程博士課程単位取得退学。独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所副所長。専攻は日本古代史。職務として、平城宮跡の発掘調査と木簡を中心とする出土文字資料の整理・解読に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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