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日本銀行を創った男 小説・松方正義

渡辺房男

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784163813707
ISBN 10 : 4163813705
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2012
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

日本史上最大の経済危機を救った信念の人。西南戦争後の大インフレを退治した松方財政の全貌を描く。『円を創った男―小説・大隈重信』、『儲けすぎた男―小説・安田善次郎』に続く、明治経済小説三部作完結。

【著者紹介】
渡辺房男 : 1944年、山梨県甲府市生まれ。東京大学文学部仏文科卒。NHK在職中の1999年、「桜田門外十万坪」で第23回歴史文学賞を、「指」で第18回世田谷文学賞を受賞。2001年には「ゲルマン紙幣一億円」で第15回中村星湖文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • スプリント

    26子も設けた子沢山の政治家という印象でしたが 内閣総理大臣の功績ではなく日本銀行設立・新紙幣の発行日に奔走した時代を中心に書かれています。 維新政府内の人間関係も知れて興味を惹かれました。

  • 団塊シニア

    松方デフレを断行して財政の健全化と物価の安定に成功した松方正義の半生を描いてる。現在の日本の再生に参考になることが多く一読の価値がある。

  • takao

    西郷の乱で戦費が必要になって、民間資金を集めるべく

  • さらちゃん

    明治の気概が伝わる。新しい時代は痛みを伴うもので、規律は信念に通じる

  • rbyawa

    e231、今まで読んだ著者さんの作品の中では一番小説らしくて面白かったです、特に人物像としてはすごく納得、前近代の貨幣に馴染みがなく今までさんざん裏切られてきた民衆の意識に添って、ただし西洋技術への理解もある、て立ち位置が妥当でしょうね。ただまあ、松方デフレって「良い部分もあったとは思うけど」って評価なんだよなぁどっちかというと。なんで外資が悪いのかの説明がないから大隈重信がなんで悪いのかがわかりにくくなってるってのもあるし…著者さん自身が嘘付けないんだろうな、作品の面白さと関係なしに評価したいかもなぁ。

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