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第二次大戦・独裁者の狡猾

渡辺惣樹

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784828427454
ISBN 10 : 4828427457
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

スターリンの謀略、ヒトラーの失策、チャーチルの憎悪、ルーズベルトの老獪。「日本の戦争」は必然だったか?

目次 : 第1章 既存の秩序・常識を壊したベルサイユ体制/ 第2章 戦間期を混乱させたフランスのわがまま/ 第3章 ソ連を一大プレイヤーに押し上げたスターリンの深謀遠慮/ 第4章 満洲国の主権にこだわりすぎた日本の落とし穴/ 第5章 ニューディールの失敗で参戦を決めたアメリカ・ルーズベルト/ 第6章 共産主義プロパガンダの集大成だったスペイン内戦/ 第7章 ヒトラーはどこで間違えたのか

【著者紹介】
渡辺惣樹 : 日米近現代史研究家。北米在住。1954年静岡県下田市出身。77年東京大学経済学部卒業。30年にわたり米国・カナダでビジネスに従事。米英史料を広く渉猟し、日本開国以来の日米関係を新たな視点でとらえた著作が高く評価される。著書に『日米衝突の萌芽 1898‐1918』(第22回山本七平賞奨励賞受賞)(草思社)など

福井義高訳 : 青山学院大学教授。1962年京都市出身。85年東京大学法学部卒業、カーネギー・メロン大学Ph.D.、米国CFA。専門分野は会計制度・情報の経済分析だが、歴史に関する英独仏露西の各国語文献を精力的に読破し、その成果を雑誌や単行本で発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • KAN

    第二次大戦はどこから始まったか?学校の歴史教育ではヒトラーが一方的に始めた戦争で、だから戦後ドイツは分断された、ユダヤ人大量虐殺図った戦争犯罪である、という思考が未だに自分の中にガンとしてある。しかし歴史の現実は大国のエゴ、小国のずるい立ち回りが複雑に絡みあって大戦へと拡大した。そして太平洋戦争という命名は日本が敗戦に伴ってなされたものであり、その原因摸欧米大国の戦乱に巻き込まれたものであるという理解は戦後80年の節目に改めて認識の修正が必要だと思った。

  • quadlet

    チェンバレンに代表される宥和政策について、文献に基づいた再評価がなされている。一方、日本では不当に評価の高いチャーチルの行動についても検証されている。いわゆる歴史修正主義とされる立場で、現在では一方的に否定されるものだが、多言語の文献に基づいた地道な内容の対談であり、イメージだけで否定できるような脆弱なものではない。

  • みんな本や雑誌が大好き!?

    教科書的定説(チャーチルは英雄、チェンバレンはヒトラーにだまされた宥和主義者だった……など)をことごとく覆すような「もう一つの史実」というか「もう一つの観点」が提示されており、前著と同じく知的刺激に富む対談本でした。 人民政府を擁護したヘミングウェーやピカソもソ連の傀儡(スパイ等々)でしかなく「ゲルニカ」もプロパガンダ絵画だったとお二人はみなしています。同感です。

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