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ISBN 10 : 479422334X
Content Description
日米開戦は、日露戦争期からすでに想定されていた―ペリー来航以降、セオドア・ルーズベルトによるポーツマス条約仲介まで、アメリカは日本史からほぼ姿を消している。だが、日本の明治期にあたる1858〜1908年の半世紀にアメリカで起きていた出来事こそ、日米衝突を不可避なものとする要因となったのだ。国内産業保護を基軸とするアメリカン・システムの綻び、イギリスを筆頭としたヨーロッパ諸国との領土紛争、国内の人種問題…良好な関係にあった日本を仮想敵国と見なすまでのアメリカの動きを、米側史料によって詳細に描き出して太平洋戦争の起源に迫る。
目次 : 日本人と支那人/ カリフォルニアの争奪/ 太平洋シーレーン/ 南北戦争/ 大陸横断鉄道開通/ 「アメリカの湖」/ 岩倉使節団の失敗/ フィラデルフィア博覧会/ 支那人排斥法/ ハワイ国王カラカウア/ グラント将軍の日本訪問/ フロンティアの喪失/ ハワイ攻防戦/ 米西戦争/ 白い艦隊(ホワイト・フリート)
【著者紹介】
渡辺惣樹 : 日米近現代史研究家。1954年静岡県下田市出身。77年東京大学経済学部卒業。30年にわたり米国・カナダでビジネスに従事。米英史料を幅広く読み解き、日本開国以来の日米関係を新たな視点でとらえた著作が高く評価される。著書に『日米衝突の萌芽1898‐1918』(第22回山本七平賞奨励賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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まーくん
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フンフン
読了日:2025/04/28
健
読了日:2021/05/07
日の光と暁の藍
読了日:2022/08/28
haru
読了日:2024/07/24
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