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ISBN 10 : 4896602293
Content Description
身近な歴史をテーマにして、人に会い、街を歩き、本や資料を探し、博物館をのぞき、この地に宿る様々な記憶をたどりながら足元の歴史に目を向ける。歴史を主な取材対象としてきた新聞記者が、草の根の地域史を描く。埋もれた歴史を掘り起こし、新たな視点を提示する試み。朝日新聞神奈川版連載の「神奈川の記憶」から四十二話を選びテーマごとに分類し配列。各話ごとに連載時に書けなかった情報や考察などを加筆して収録する。
目次 : 第1章 身近な文化に新たな気づき(幻の画家 笠木次郎吉/ 神道指令と大山 ほか)/ 第2章 足元の明治維新と戊辰戦争(明治天皇、盗撮された“幻の写真”/ 米国銀行の日本進出、なぜ開港四十年後 ほか)/ 第3章 対米戦争へと向かう道(全権松岡洋右の帰国/ 相次いだ人権蹂躙事件 ほか)/ 第4章 戦後という空間(鎌倉アカデミア創立七十周年/ 「焼け跡に手を差しのべて」展 ほか)
【著者紹介】
渡辺延志 : 1955年福島県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。朝日新聞記者。青森に勤務していた1994年に、三内丸山遺跡の出現に遭遇したことを契機に、歴史を伝える報道の可能性の模索を始めた。東京本社文化部などを経て2014年に横浜に異動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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