Books

武士に「もの言う」百姓たち 裁判でよむ江戸時代 草思社文庫

渡辺尚志

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784794225764
ISBN 10 : 4794225768
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

江戸時代の百姓は、武士に支配されるだけの「もの言わぬ民」ではなく、家を守り、村をよくするためには果敢に訴訟をおこした。それを裁く武士も、原告・被告の百姓が納得する判決を下さなければ、支配者としての威厳を保てなかった。本書では、江戸時代の訴訟・裁判を概観しつつ、信濃国の松代藩真田家領内でおきた百姓の訴訟を取り上げ、騒動の始まりから判決までの全過程をつぶさに解説。百姓と武士の意外な関係を明らかにする。

目次 : 第1部 江戸時代の「訴訟と裁判」とは(江戸時代の法と裁判/ 刑罰の実態/ 名奉行の条件/ 非合法の訴訟―越訴 ほか)/ 第2部 信濃国の松代藩真田家文書に残された百姓たちの騒動記―百姓たちが二派に分かれ激突。彼らは何を主張し、それを武士はどう裁いたか。(名主の選挙をめぐり、義兵衛派と弥惣八派が激突/ 武士による吟味と、弥惣八派の瓦解/ 明るみに出る、義兵衛派の村財政私物化/ 評定所での判決と、その後)

【著者紹介】
渡辺尚志 : 1957年、東京都生まれ。東京大学大学院博士課程単位取得退学。博士(文学)。国文学研究資料館助手を経て、一橋大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • くろうさぎ

    昔の裁判記録が残ってるとは驚き。牢屋に入れられても納得いかないと強情を張るとは強い。お百姓さんはもっと立場弱いのだと思っていた。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items