Product Details
ISBN 10 : 4344982541
Content Description
彗星のように登場したオバマが危機に瀕している。“小さな政府”を訴える保守派のティーパーティ運動が広がり、ウォール街占拠デモに象徴されるリベラルの動きも活発化。経済が停滞するなかで、右に、左に先鋭化する草の根運動の根源にあるのは、政治に対する不信感だ。無党派や中流層さえ、“大きな政府”を拒み、生活を助けるはずの医療保険制度に反対する。人種や格差よりも“理念の対立”で分裂が深化する大国の今を、気鋭の学者が論考。
目次 : 第1章 素顔のティーパーティ運動(トクヴィルとアメリカ例外主義を語る保守/ RINOとはなにか?偽保守政治家を批判する ほか)/ 第2章 移民で変わりゆくアメリカ(オバマ再選陣営本部訪問とスペイン語キャンペーン/ オバマが選んだ初のヒスパニック系女性最高裁判事 ほか)/ 第3章 銃と信仰と選挙のアメリカ(「なぜあなたは、銃をもつのですか?」/ ハンティングの伝統と「自由」をめぐる概念 ほか)/ 第4章 「政治」を商品化するメディア(ブッシュシニアの大統領当選を決めたTV中継インタビュー/ FOXニュース立ち上げに協力した元CBS放送幹部 ほか)/ 第5章 「1つのアメリカ」をめぐる分裂(国王と首相を選挙で選ぶということ/ 「帰国子女」にして作家の大統領 ほか)
【著者紹介】
渡辺将人 : 1975年東京生まれ。北海道大学大学院メディア・コミュニケーション研究院准教授。シカゴ大学大学院国際関係論修士課程修了。ジャニス・シャコウスキー米下院議員事務所、ヒラリー・クリントン上院選本部を経て、テレビ東京入社。「ワールドビジネスサテライト」、政治部記者として総理官邸、外務省担当。コロンビア大学、ジョージワシントン大学客員研究員を経て現職。専門はアメリカ政治(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Book Meter Reviews
こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
powered by
OTIUM
読了日:2012/06/23
Meistersinger
読了日:2012/04/13
k_jizo
読了日:2012/12/26
旅猫
読了日:2012/09/02
fritzng4
読了日:2012/06/27
(外部サイト)に移動します
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .