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消えた核科学者 北朝鮮の核開発と拉致

渡辺周

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784000616188
ISBN 10 : 4000616188
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
渡辺周 ,  

Content Description

一九七二年、原子力施設が集まる茨城県東海村から、忽然と姿を消した一人の男。捜査に訪れた勝田署の刑事は、「北に持っていかれたな」と呟いた。男の名は「竹村達也」、日本の原子力開発の拠点、動燃のプルトニウム製造係長だった。四〇年後の二〇一三年、突如、警察庁の“拉致の可能性を排除できない事案に係る方々”にその名が載る。茨城県警はじめ公安部長、警察長官経験者、動燃幹部、誰もが「何も知らない」と言う不可解な捜査過程。「北」とは北朝鮮なのか?核科学者は、どこに消えたのか?

目次 : はじめに 北朝鮮はなぜ日本人を拉致したのか/ 第1章 「北に持っていかれたな」―「アトム会」からの依頼/ 第2章 誰も竹村を「知らない」/ 第3章 東海村の「プルトニウム四天王」/ 第4章 動燃の闇―監視、隠蔽、怪死/ 第5章 岸から安倍へ受け継がれた核オプション/ 第6章 朝鮮戦争―金日成が恐れた原爆/ 第7章 知られざる核技術者たちの失踪/ 第8章 「そんな人物はおりません」―「転職」の行方/ おわりに 封印された拉致疑惑

【著者紹介】
渡辺周 : Tokyo Investigative Newsroom Tansa編集長。1974年生。早稲田大学政治経済学部卒業、日本テレビを経て2000年に朝日新聞社入社。高野山真言宗の資金運用や製薬会社の医師への資金提供の実態をスクープした他、長期連載「プロメテウスの罠」取材班。2017年2月にワセダクロニクル(現Tansa)を編集長として創刊し、電通と共同通信によるステルスマーケティングを暴いた「買われた記事」で、日本外国特派員協会の「報道の自由推進賞」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • どら猫さとっち

    1972年、忽然と姿を消した核科学者。何故彼は失踪しなければならなかったのか。その裏には、北朝鮮の核開発と拉致問題があった。そして自民党も絡んでいる。岸信介から安部晋三政権で、この核科学者も翻弄されることに。そして朝鮮戦争。彼の存在さえかき消される、日本の闇の歴史も丹念に調査、執筆したドキュメント。著者はデモクラシータイムスのTansaの番組でお馴染み。Tansaの活動も興味深い。

  • takao

    ふむ

  • あまたあるほし

    結局、よくわからない…

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