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ISBN 10 : 4121101138
Content Description
初代満鉄総裁、二度の内務大臣、外務大臣、東京市長…。首相にこそ手が届かなかったが、後藤新平は誰もがその名を知る大政治家の一人だ。しかし、後藤の素質と思想が最大限に活かされ、力量が発揮されたのは四十代の台湾総督府民政長官時代であった。「アヘンの島」と呼ばれ、ゲリラの絶えなかった彼の地が植民地経営の成功例の一つと言われるまでになったのはなぜか。政治指導者のリーダーシップのあるべき姿を開発経済学の泰斗が描く。
目次 : 第1章 アヘン漸禁政策―人間は何かに依存せずに生きてはいけない/ 第2章 後藤新平の経綸―旧慣こそ台湾の民法である/ 第3章 児玉・後藤政治始まる―「我輩ノ統治ノ方針ハ無方針」/ 第4章 国家衛生原理という思想/ 第5章 義の化身―ウィリアム・バルトン/ 第6章 開発資金をいかに捻出するか/ 第7章 縦貫鉄道の物語/ 第8章 傷心―頓挫する厦門出兵/ 終章 残照
【著者紹介】
渡辺利夫 : 1939年山梨県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業、同大学大学院経済学研究科修了。博士(経済学)。筑波大学教授、東京工業大学教授、拓殖大学教授、同大学総長、同大学学長などを歴任。専門は開発経済学・現代アジア経済論。著書に『成長のアジア 停滞のアジア』(吉野作造賞)、『西太平洋の時代』(アジア・太平洋賞大賞)、『神経症の時代―わが内なる森田正馬』(開高健賞正賞)など。2011年、正論大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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ひさしぶり
読了日:2021/03/31
teddy11015544
読了日:2021/01/24
KF
読了日:2024/05/13
Fumi Kawahara
読了日:2021/02/14
くらーく
読了日:2021/04/16
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