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ISBN 10 : 4772413804
Content Description
「バイオサイコソーシャル(BPS)モデル/生物・心理・社会モデル」。中核的な医療モデルとして今やあらゆる医療関係者が口にし、その重要性は疑うべくもない。…しかし、それは本当のところどういうことなのか?本書は、還元主義的生物医学モデルへの批判のなかで、新たなパラダイムとして誕生したBPSモデルについて、その根幹であるシステム理論と、創始者ジョージ・エンゲルの記念碑的な仕事を概観し、また近年の批判に応えながら、臨床要素の列挙やヒューマニズムのすすめにとどまらないその多元的な姿を描き出す。
目次 : 理論編(心身二元論からバイオサイコソーシャルモデルへ/ エンゲルが本当に書き残したこと―BPS批判に応える/ BPSと時間精神医学/ 二一世紀のBPSアプローチ)/ 技法編(メディカル・ファミリーセラピー/ メディカル・ナラティヴ・プラクティス/ BPSSインタビュー)/ 応用編(高齢者/ プライマリケア/ 緩和ケア/ スピリチュアルペイン)
【著者紹介】
渡辺俊之 : 1959年群馬県生まれ。1986年東海大学医学部卒業。東海大学医学部精神科講師を経て、高崎健康福祉大学・同大学院教授、東海大学医学部非常勤教授。日本精神分析学会認定スーパーヴァイザー、同認定精神療法医。2013年より日本家族研究・家族療法学会第10代会長
小森康永 : 1960年岐阜県生まれ。1985年岐阜大学医学部卒業。同大学小児科に在籍。1995年名古屋大学医学部精神科へ転入後、愛知県立城山病院に勤務。現在、愛知県がんセンター中央病院緩和ケアセンター長。2013年より日本家族研究・家族療法学会編集委員長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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