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渡辺えり子 2

渡辺えり

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784151400193
ISBN 10 : 4151400192
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2008
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

いじめられっ子マキオはあのダークヒーロー・鬼太郎とともに、学園に巣食う妖怪退治に挑む。しかし“最後の妖怪”の正体は思いもよらぬ…岸田戯曲賞受賞作『ゲゲゲのげ』。まだ見ぬ母、海、恋人を追い求めて夢と現をさまよう青年。彼が出逢った奇妙な面々とは…紀伊國屋演劇賞受賞作『瞼の女』。この世ならぬものたちとの邂逅を通じて、失われた魂と絆の再生を描く、リリカルな初期代表作二篇。

【著者紹介】
渡辺えり子 : 劇作家・演出家・女優・歌手。舞台芸術学院、青俳演出部を経て、1978年に「劇団3○○(さんじゅうまる)」を結成。98年の解散まで、主宰・劇作家・演出家・女優の4役をつとめる。『ゲゲゲのげ』(1982)にて岸田國士戯曲賞、『瞼の女』(1984)の作・演出にて紀伊國屋演劇賞個人賞を受賞。舞台にとどまらず、映画やテレビでも個性を発揮。83年NHK『おしん』で国民的人気を獲得。96年映画『Shell we ダンス?』で日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞。01年から「劇団宇宙堂」(07年に「オフィス3○○」に改名)主宰。07年〜08年上演のヒット作『りぼん』で劇団の活動休止を宣言した。04年には中村勘三郎の勘九郎として最後の歌舞伎『今昔桃太郎』の作・演出を手掛け大きな話題となった。06年、演劇私塾「渡辺流演劇塾」を開塾。また、関東学院大学客員教授に就任し、若い世代の育成にも精力的に努めている。07年9月に「渡辺えり子」より「渡辺えり」に改名(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • kemonoda

    渡辺えり子さんの戯曲、読むのは実は初めて。これは岸田戯曲賞受賞作「ゲゲゲのゲ」含む初期戯曲集ですが、読んで思ったのは「懐かしい」ということでした。どう懐かしいかというと、20年程前、学生演劇で自作自演の舞台にのめりこんでいた頃の自分にとっての演劇とか戯曲は、こういう「匂い」のするものだったのですね。実に。集録2編のうち「瞼の女」のほうが、より好きです。

  • 純粋印象批評宣言

    「ゲゲゲのげ」は妖怪という設定ゆえの自由な空間が面白く、ユーモアの溢れる、演出・翻案によっていくらでも化ける可能性をもったなかなかの傑作だった。 「瞼の女」は瑞々しくふわふわした雰囲気をもった作品で、意図的に現実的な理屈から反れた世界を作ろうとしているように思えた。評価のしにくい作品だった

  • 内田高裕

    「ゲゲゲのゲ」は世界的大傑作である。シュールの正道を行った本物の芸術。なぜ、鬼太郎なのか、それは彼女が鬼太郎にこの世の鬼を託したことに由来する。鬼太郎は嘆き悲しむ。なぜ僕は一人なのかと。鬼太郎の救われる場所は魔界にしかない。だがしかし、魔界には行きたくない。それで彼は芸術を志す。それが最後に書かれてある。渡辺さん、悲しみの果てに読みました。大傑作です。できれば、もう一作お願いします。

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