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レヴィナスの企て 「全体性と無限」と「人間」の多層性

渡名喜庸哲

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784326102891
ISBN 10 : 4326102896
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

『全体性と無限』で描かれているのは“他者の倫理”ではない?初期から中期までの著作の精読および新資料の分析の検討から、レヴィナス主著の新たな解釈を提示する。

目次 : 第1部 具体的なものと決定的なもの―初期レヴィナスの野心と不安(フッサール現象学から「具体的なもの」―『直観の理論』/ 初期レヴィナスにおけるハイデガー存在論の受容/ 「決定的なもの」の重み)/ 第2部 捕囚・エロス・ある(企てられた「体系」―「捕囚手帳」におけるレヴィナス思想の萌芽/ 文学とエロス―『著作集』第三巻の未刊小説/ 「世界の終わり」とその後―『実存から実存者へ』/ 「ユダヤ的存在」をめぐって)/ 第3部 レヴィナスの「転回」―「哲学コレージュ」の周辺で(マニフェストとしての『時間と他なるもの』/ 「顔」の倫理の誕生―「語句の超越」と「発話と沈黙」/ ハイデガーの「権能」批判と「創造」の哲学―『実存の発見』と「権能と起源」)/ 第4部 身体・意味・時間―『全体性と無限』と人間の多層性(「存在論」批判と「倫理」の「優位」/ 「動物以上、人間未満」―「エトロジー」としての「享受」論/ 超越論的意味論としての「責任」論/ 時間性の問いとしてのエロス論/ 「人間」の多層性)

【著者紹介】
渡名喜庸哲 : 1980年生。立教大学准教授。フランス哲学、社会思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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