Books

化学物質過敏症とは何か 集英社新書

渡井健太郎

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784087213218
ISBN 10 : 4087213218
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2024
Japan

Content Description

潜在患者は1000万人以上。
それは、「●●●」な疾患!
(答えは本書に)

アレルギーだと誤診、喘息だと過剰治療、気にしすぎだと放置……。
社会に誤解され、医療から無視されがちな“ナゾの病”がよく分かる!

近年、全世界的に患者数が急増している「化学物質過敏症」。
現在の患者数は約120万人で、潜在患者は1000万人以上とも言われています。
誰にでも発症の可能性があり、一度罹患すると日常生活や社会活動に著しく支障をきたすにもかかわらず、症状が多岐にわたるためアレルギーと誤診されたり、気にしすぎだと放置されたりしがちなのが実情です。

本書では、この疾患の臨床および研究に第一線で携わる医師が、医学的エビデンスに基づいた最新の知見や治療法を解説。
この“よく分からない疾患”の正しい理解、正しい受診、正しい解決へとつなげます!

【目次】
はじめに
第1章 誤診・過剰治療の現実
第2章 化学物質過敏症ってどんな疾患?
第3章 合併しやすいアレルギー以外の疾患
第4章 診断と対策
第5章 診療現場の現状と問題点
第6章 最新の研究事情とこれから
おわりに

【著者プロフィール】
渡井健太郎(わたい けんたろう)
湘南鎌倉総合病院免疫・アレルギーセンター部長。医学博士。
2010年、熊本大学医学部卒業、順天堂大学大学院にて医学博士取得。
国立病院機構相模原病院アレルギー・呼吸器科に勤務後、アレルギー科医長を経て2022年より現職。
相模原病院臨床研究センター客員研究員を兼務。
日本アレルギー学会アレルギー専門医、日本呼吸器学会呼吸器専門医・指導医、日本内科学会総合内科専門医。

【著者紹介】
渡井健太郎 : 湘南鎌倉総合病院免疫・アレルギーセンター部長。医学博士。2010年、熊本大学医学部卒業、順天堂大学大学院にて医学博士取得。国立病院機構相模原病院アレルギー・呼吸器科に勤務後、アレルギー科医長を経て2022年より現職。相模原病院臨床研究センター客員研究員を兼務。日本アレルギー学会アレルギー専門医、日本呼吸器学会呼吸器専門医・指導医、日本内科学会総合内科専門医(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 佐倉

    近年、香害についての話が多く出てきて「なんだかよく分からないな」と思っていたが、実際に医療の現場で活動している著者の話で若干だが認識を改められたと思う。香害についての問題は臭い自体や嗅覚に問題があると言うよりも、香料を構成する化学物質を受容した際に様々な問題からそれを適切に処理することが出来なかったり、人体が過剰反応してしまう症状にある…ということだろうか。ある種のうつ病やコロナ後遺症と同じタイプの病のように見える。診断法も治療法も確立しておらず認知も進んでいないようだが一般の理解が進むよう応援したい。

  • やまち

    半分読んだ後は流し見した。主要因は脳だというのは重要な情報。

  • ブロッコリー

    図書館。 結局 化学物質過敏症とは何なのかということはまだ解明されていない。 脳や腸との相関関係や 様々なアレルギー物質 との関係について 分析がなされている。 世の中にはたくさんの人工的な物質があるので 、それらが人間に与えている影響は大きい だろうということはわかる。

  • ちぃ子

    近年、全世界的に患者数が急増している「化学物質過敏症」。 現在の患者数は約120万人で、潜在患者は1000万人以上とも言われています。 誰にでも発症の可能性があり、一度罹患すると日常生活や社会活動に著しく支障をきたすにもかかわらず、症状が多岐にわたるためアレルギーと誤診されたり、気にしすぎだと放置されたりしがちなのが実情です。 本書では、この疾患の臨床および研究に第一線で携わる医師が、医学的エビデンスに基づいた最新の知見や治療法を解説。

  • miharasi_mamiya

    化学物質過敏症とはどういったものなのか。アレルギーとは違うのかなどを解説。現時点で科学的に判明していることはあまり多くなく、難しい病気であることが分かった。しかし全然手が打てないわけでもなく徐々に治療法などが確立していっている。症状が多様なため、一つの専門科だけではなく、いろいろな専門の医療従事者などが協力して治療に当たっていく必要がある。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items