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中国目録学 ちくま学芸文庫

清水茂 (中国文学)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480512765
ISBN 10 : 4480512764
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

書籍を分類整理して解題目録を作る学問・目録学。中国においてそれはいかなる歴史を持つのか。碩学が学問や書物をめぐり縦横に語る。解説 古勝隆一

【著者紹介】
清水茂 : 1925‐2008年。京都生まれ。京都大学文学部卒業。同大学院で吉川幸次郎に師事。京都大学名誉教授。専門は中国文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 電羊齋

    本編では古代中国の木、竹、布に記録された書物から説き起こし、紙の発明と印刷術の発達とともに書物の形態が巻子本さらには冊子本へと移り変わる歴史を語る。そしてさらに進んで蔵書家の姿、また目録学、校勘学などといった書物を扱う学問がどのような発展を遂げたかを紹介していく。本編以外に収録された関連の文章も面白い。中国での書物の歴史、書物と技術発展の関係について関心を持つ人におすすめの本。私は中国の歴代の蔵書家の足下にも及ばない単なる積読家であり、書物についての学識も浅いので、本書は非常に勉強になった。

  • さとうしん

    特に本編はそう長くはない文章ながら目録学の基本的な流れに加えて、営利出版と非営利出版との傾向の違い、印刷術の発明によって最初に印刷に賦された書物の種類、朝鮮で活版が盛行した事情といった話題、そして蔵書家のあり方や類書、輯佚、校勘など関連する事項の解説などが詰め込まれており、目録学を中心として様々なことに目配りがきいた本となっている。

  • 軍縮地球市民shinshin

    『大漢和辞典』を編纂した漢学者諸橋轍次は中華民国(台湾)寄りで、中共には批判的であった。それでいて日本への愛国心も当然持っており、中華文明への畏敬と両立していたのである。中共は文化大革命で自国文化を「封建的」として徹底的に否定し、古来の中華文明は大陸では滅び台湾で命脈を保っているという認識を有していた。その次の世代から中共に融和的になり、もはや現代では盲目的に崇拝している「中国専門家」ばかりになってしまった。本書はその失われてしまった中華文明の遺産の一つである、目録学の入門書である。漢字を発明し、活字を発

  • 目録学そのものというよりは、書物の刊行と学問に関する内容であった。

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