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新・風景論 哲学的に考える 筑摩選書

清水真木

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480016539
ISBN 10 : 4480016538
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

川越、祇園、白川郷…。不自然なまでに「和風」に統一された風景。その実態は、本当の意味における風景の経験を閉ざす「和風テーマパーク」にすぎない。本書では、「風景を眺めるとは何をすることなのか?」という問いを、西洋精神史をたどりながら、哲学的な観点から考える。美しいだけの絶景を求めていても、風景の秘密には到達できない。風景に出会い、風景の秘密に到達する道をひらく。

目次 : 第1章 風景の「日本的」性格を再定義する/ 第2章 「絶景の美学」の系譜学(第一段階:landscapeという名詞が作られる/ 第二段階:picturesqueという形容詞が作られる/ 第三段階:イギリス風景式庭園が誕生する/ 第四段階:風景の観念が生れる/ 第五段階:風景論の過激派が登場する/ 第六段階:ピクチャレスクの反作用的性格が顕著になる)/ 第3章 「閉じた庭」あるいは「楽園」としての絶景/ 第4章 地平だったもの

【著者紹介】
清水真木 : 1968年生れ。明治大学商学部教授。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。哲学、哲学史専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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