Product Details
ISBN 10 : 4787292471
Content Description
大正期から昭和期における泉鏡花のテクストを丁寧に読み解き、希代の妖怪作家・鏡花と現代の怪異怪談文化をも接続して、近現代日本の怪奇幻想の系譜を紡ぎ出す文学研究の臨界点。
目次 : 第1部 鏡花と妖怪(鏡花が描く妖怪像/ 恋愛劇と「大魔神」―「飛剣幻なり」の妖怪像 ほか)/ 第2部 水木しげると妖怪文化(マンガ化される「高野聖」―『水木しげるの泉鏡花伝』を読む/ 「妖怪ブーム」前夜の水木しげる ほか)/ 第3部 幻想・怪異・文学(自動車に乗る鼠―泉鏡花「半島一奇抄」が描き出す怪異/ 岡本綺堂の怪談 ほか)/ 第4部 鏡花を読む(「由縁の女」の小説手法/ 結末を持たない小説の読み方―「龍胆と撫子」論 ほか)
【著者紹介】
清水潤 : 1970年、岐阜県生まれ。東京都立大学大学院博士課程満期取得退学。博士(文学)。首都大学東京都市教養学部助教などを務める。専攻は日本近現代文学。特に泉鏡花研究に力を注いだ。2017年3月13日に死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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HANA
読了日:2018/07/21
Toska
読了日:2025/03/17
zatugei
読了日:2023/10/09
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