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本はどう読むか 講談社現代新書

清水幾太郎著

User Review :3.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784061156975
ISBN 10 : 4061156977
Format
Books
Publisher
Release Date
January/1979
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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Customer Reviews

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読書論的な本で最初に手に取ったのが本書だ...

投稿日:2021/04/12 (月)

読書論的な本で最初に手に取ったのが本書だったように思います。「書物は、蕎麦を食べる要領で、一気に読んだ方がよい様である。」、要はわからない言葉にぶつかっても、どんどん読み進んでいけば、あとからわかってくる例が多いというものなのですが、やはり用語などはそうもいきません。論点がずれているかもしれませんが、クラシック音楽の本を読んでいて、つくづく思い知らされました。

アヒル交響曲 さん | 不明 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • momogaga

    読メ開始以前の既読本。1972年に知の巨人の読書論として、ありがたく読みました。

  • kubottar

    洋書の読み方が特に参考になった。読書法の本はたくさん読んだが、やはり古い本にこそいいことが書いてあるかもしれない。

  • TS10

    社会学者である著者の体験をもとに語った読書論。教養書を特徴づけるものは、それが著者にとり秩序だった抽象的な諸観念から構成されるということであり、従って、読む者には無秩序にも感じられ緊張が伴う。しかし、その後読んだ内容について読者自身が表現することにより、読者に秩序だった形で観念を整理し直すことができる。こうした主張が全体から読み取れる。また、感覚器官をより効率的に動員するテレビと比べ書物が優れているのは、観念の伝達においてであり、そこに精神生活を向上させる理由がある。

  • 501

    長年培った経験をもとに紡ぐ言葉は深い。本との関係が豊かになる向き合い方を簡にして要を得た文章で語る。背筋を正したくなるぴりっとした機知で諭し、知らず知らずのうちに凝り固まってしまう本の読み方をほぐしてくれる。

  • 白義

    どう読むか、といっても具体的技巧に凝ったものではなく、いわば清水幾太郎という昭和時代の大知識人がいかに本を読んできたか、読書という行為をどう捉えているかという自伝的な読書論。江戸っ子気質で知られる著者だけあり本は蕎麦のようなものだ、一気に読み切れ、古典だとか世間の流行とかも気にするなとざっくばらんで徹底的な自分中心の主観的、プラグマティックな読書観が特色。いかに買い、売り、捨てるかというところまでテクニックではなく体験として書かれているので読み物としての連続性が高く実用性と娯楽性のバランスが高い一冊である

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