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枕草子 上

清少納言

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784106203114
ISBN 10 : 4106203111
Format
Books
Publisher
Release Date
April/1977
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 双海(ふたみ)

    枕草子を全段読むのは初めて。好きな段をメモしながら読みました。「木の花は、濃きも淡きも紅梅。桜は、花びら大きに、葉の色濃きが、枝細くて咲きたる。藤の花は、しなひ(花房)長く、色濃く咲きたる、いとめでたし」(第34段)・・・私の好きな花が列挙されていました(笑)なんだか嬉しい。 「集は、古万葉。古今」(第65段)・・・短いです。勁さを感じます。確信を述べているのですね。

  • 萩谷朴氏の校注が素晴らしく、隅から隅まで余すところなく楽しめる。改めて、清少納言の自然描写は本当に美しい。そして博識にも驚かされる。新潮日本古典集成は初めてでしたが、分かりづらい所は本文横に赤字で現代語訳が書かれているため、私のような古典初心者でも楽しめます。

  • kagetrasama-aoi(葵・橘)

    学生時代に購入、折りに触れ読み返す一冊です。今回は「むかし・あけぼの」を再読したことが契機で。萩谷朴先生、尊敬してます。現代語訳も解説も読み応えあって、素晴らしいと思います。お気に入りはやっぱり第一段の”春は、あけぼの。”そして、第三十四段の”木の花は〜”の”桜は、花びら大きに、葉の色濃きが、枝細くて咲いたる。”の件、清少納言はどんな桜を観てこれを書いたんでしょうか?ゆかしいです。第百三十六段の”いはでおもうぞ”の件は中宮定子の心中を思うと、涙が出ます。古今六帖の”心には下行く水の〜”大好きなお和歌です。

  • mimi

    講談社学術文庫の解釈の助けにと思って同時に読み進めた本。こちらは完全な現代語訳はついていないけれど、資料も豊富で原文の脇にフリガナのように注釈がついていて、これはこれで読み易いし自分なの訳もしやすい。講談社学術文庫とはまったく逆の解釈となっていることも結構ある。古典の勉強は面白いと思いながら、当時の本当の解釈を知りたいともどかしい思いをしたりする。思えば言語だけではなく、生活様式も環境も全く変わっているのだから、千年以上も前の物語が残されていて、まだ読めるというのは文学って本当にすごいなあと思う。

  • モリヤマ リン

    「うた恋い」3巻を読んだので、こちらもボチボチ。古典でまともに読んで、しかも読み続けているのは枕草子のみ。また、他のも読んでみようか。

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