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枕草子 下

清少納言

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784061594043
ISBN 10 : 4061594044
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2003
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

内大臣伊周から中宮定子に献上された料紙。それを賜った才知あふれる女房、清少納言が書き記した回想・随想は、宮廷の生活を鮮やかに描き出した。『枕草子』―千年の時を経た今も失われることがない瑞々しさを、語釈・余説を参照しつつ、現代語で読む。本巻は、本文の全訳注に加え、年表・系図・人物一覧・章段索引など、利用の便となる付録を収録する。

目次 : 大きにてよきもの/ 短くてありぬべきもの/ 人の家につきづきしきもの/ ものへ行く道に/ よろづのことよりも/ 細殿に便なき人なん/ 三条の宮におはします頃/ 御乳母の大輔の命婦/ 清水にこもりたりしに/ 駅は〔ほか〕

【著者紹介】
上坂信男 : 早稲田大学文学部(旧)卒業。元早稲田大学教授。文学博士

神作光一 : 東洋大学大学院修了。東洋大学名誉教授(元学長)。文学博士

湯本なぎさ : 共立女子大学大学院修了。桜美林大学非常勤講師

鈴木美弥 : 東洋大学大学院満期退学。東洋大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 優希

    清少納言の才知を感じずにはいられませんでした。宮廷の生活と自然は鮮やかで、1000年の年月を経ても色褪せることはなかったのだと思いました。今も失われない色彩を放つ随筆です。面白かったです。

  • 翠埜もぐら

    古典勉強用なので読了済とします。中巻探さないと。

  • mimi

    やっと最終巻!教科書にもある「香炉峰の雪」がやっと出てきた!昔はいくら教科書や子供向けの枕草子を読んでも何でそんなに褒められるのかがよくわからなかった。何のきっかけか大人になってああ、こういうのが機知がきくということなんだと急に理解したんだった。だから今回現代語訳をしてみようと思い立った時に、この段を誰もが理解できるようにしたいと思ったし、「春はあけぼの」等の自然描写が美しい段は現代語でも美しく描写したいと思った。完全に自分の趣味で現代語訳してみたけれどやりきった感でいっぱいだしすごく楽しい読書でした!

  • chikuy

     

  • ちあき120809

    心に残るもの。見識を拡めるための仕事(宮仕え)。馴れ合いの果てに滲み出る生活臭への嫌悪。力量を試される言葉の選択。平安時代の宮廷を生きた清少納言の研ぎ澄まされた季節感で綴られた日常の一コマは、千年の時を超えて読者の心象風景として映し出されるようで心に残る。そんな季節の変化を繊細に感じ取り、小さな感動を誰かと共有できるような生き方はうらやましい。また、最後の解説で『枕草子』を「点の文学」、『源氏物語』を「線の文学」として対比させて論じているのも興味を引かれる。

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