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インジョーカー

深町秋生

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784344033313
ISBN 10 : 4344033310
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2018
Japan

Content Description

悪党どもに、女神の鉄槌を!
危険すぎる美人刑事、八神瑛子が帰ってきた――。
シリーズ累計40万部突破、警察小説の最高峰。
躊躇なく被疑者を殴り、同僚にカネを低利で貸し付けて飼いならし、暴力団や中国マフィアと手を結ぶ――。その美貌からは想像もつかない手法で数々の難事件を解決してきた警視庁上野署組織犯罪対策課の八神瑛子が、外国人留学生の犯罪に直面する。日本の企業で使い捨ての境遇を受けたベトナム人とネパール人が、暴力団から七千万円を奪ったのだ。だが、瑛子は夫を殺した犯人を突き止めて以来、刑事としての目標を見失っていた。そんな彼女に監察の手が伸びる。刑事生命が絶たれる危機。それでも瑛子は事件の闇を暴くことができるのか。



著者について
1975年、山形県生まれ。2004年、「果てしなき渇き」で「このミステリーがすごい!」大賞を受賞。「組織犯罪対策課八神瑛子」シリーズは40万部を越えるベストセラーとなっている。他の著書に『ダブル』『バッドカンパニー 』『ドッグ・メーカー』など多数。『卑怯者の流儀』『地獄の犬たち』は第19回、第20回の大藪春彦賞候補作品。

【著者紹介】
深町秋生 : 1975年、山形県生まれ。2005年、「果てしなき渇き」で第3回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • W-G

    続編が出たのは知っていたけど後回しになっていた。丁度良い長さで安定して楽しめる。キャラも筋立てもテンポも良く、特に今回は新章開幕っぽい展開で先を気にさせる。ただ、前作までで、八神の過去にケリをつけてしまっているだけに、気持ちよく主人公を暴れさせようと思うと、行動の理由付けがむずかしくなっている。やってることは無茶苦茶だけど熱い刑事魂を持っている、みたいな人物造形が枷になって、丸くなっていかざるを得ないように感じる。どこかでもう一回、闇を背負わせた方が、八神が弾けて面白くなるかも。

  • ヴェネツィア

    深町秋生は初読。実は古書店で深緑野分と間違えて購入してしまったのです。本書はどうやら人気の八神瑛子シリーズの第4弾のよう。ただ、いきなりここから読んでもなんら支障は無さそうだった。全編を貫くのは、法も警察組織の論理も超越したヴァイオレンス。主人公の八神はもちろん、いわゆる悪役も含めて相当に荒っぽい。この人は何度か大藪春彦賞の候補になっているようだが、まさにそのようなタイプの作品である。また、あれこれとサスペンスの要 素も持っていて、その意味でも楽しめるかも知れない。私は初対面だったが、これまでに八神瑛子⇒

  • しんたろー

    八神瑛子シリーズの新作は、前作で瑛子の目的が達成されたから「蛇足になっているのでは?」と心配したが全くの杞憂で、新章への突入とも言える内容…ヤクザ+外国人犯罪者+警察内部抗争が絡み合い、先が読めない早い展開に翻弄されつつ一気読み。瑛子を中心にした群像劇の色合いが強まって、シリーズ最高の出来になったと思える。ネタバレになるので名前は控えるが、好きなキャラの一人に会えなくなったのが寂しいが、富永や井沢には今後も期待したいし、里美が健在なのも嬉しい。井沢の彼女・咲良も格好良かったので、次作では活躍して欲しい🎶

  • Kei

    年を跨いで読んでました。このシリーズおもしろいです!警察の内部抗争にヤクザ、外国人犯罪者がからみます。きれいごとばかりではないので、清濁あわせ持ち、何が悪か何が善か、の混沌が魅力です。相変わらずのレギュラー陣健在に、ちょっと悲しいこと、背筋ピットなることも。次回以降、中国勢力にベトナムが加わるね。今までになかったグルメも楽しみです。

  • ずっきん

    ツボすぎる。慟哭し、涙の雨を降らせても、焼きつくされた胸中の熱は冷めない。ヤクザの金を狙う武装集団、警察官僚の派閥争い、目的を見失い揺らぐ瑛子はヒトイチのターゲットに。物語が絡み合い疾走を始めると、深町節が読者の胸をえぐっていく。クズどもが男の矜持を見せる瞬間と二転三転する物語。終わりかと思えばさらに深くえぐられる、容赦なしのクライム・エンターテイメント。前三作はプロローグだった。八神瑛子シリーズ最高傑作と断言させてもらう。必ずシリーズ順に読んで欲しい。一緒に叫ぼう、そして哭こう。

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