Product Details
ISBN 10 : 453552498X
Content Description
親による子の拐取という現象に対し、様々に見られる各国の法制度はいかにして成り立っているのか。歴史と比較の観点を踏まえ、解釈の理路を描く。
目次 : 第1部 拐取罪の比較法・沿革研究(ドイツ刑法における未成年者の子の奪い合いを巡る議論状況/ オーストリア刑法における未成年者の引離しを巡る議論状況―両親による子の奪い合い事例を中心に/ スイス刑法における未成年の子の奪い合いを巡る議論状況 ほか)/ 第2部 親による子の「奪い合い」事案と未成年者拐取罪(未成年者略取及び誘拐罪の法益について/ 監護権の重要性―比較法的視座から/ 自由および身体の安全という各法益について ほか)/ 第3部 日本法の地層分析―積み重なる歴史と解釈(日本法の地層―拐取罪を巡る(裁)判例および学説の各状況の粗描/ 親による未成年の子の奪い合いと拐取罪の成否を巡る諸問題―日本法の新たな地層/ 面会交流悪用事案の分析に基づく拐取罪の構造分析―続・日本法の新たな地層 ほか)
【著者紹介】
深町晋也 : 立教大学法学部教授
樋口亮介 : 東京大学大学院法学政治学研究科教授
石綿はる美 : 一橋大学大学院法学研究科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .
