Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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• 読特

  読了日：2024/07/27

  リン、鉛、ヒ素、水銀、溶剤、油、汚泥などなど。工場から排出される様々な産業廃棄物。適切な措置を施さなければ、環境への影響は図り知れない。「TSMCは環境保護の優等生」。表向きはそうなっている。熊本県と経産省。推進する組織と規制当局の一体化。原発で問われた構造がそこにある。報道の自由度世界68位。知る権利は奪われてはいけない。…純資産額世界一。最も外国からのお金を蓄積している国。規制を緩めて外資に請う必要はない。生まれ育った土地への愛着を大切にする。適正なルールでの産業育成。それができるはずの国である。

• 川越読書旅団

  読了日：2024/04/20

  今後のTSMCの動き要注視か！！

• 英

  読了日：2025/05/31

  今、著者の深田萌絵さんは窮地に立たされている。利権に溺れた国会議員から、ありえない訴えを起こされている。本文はもとより、勇気は最初から皆の心の中に存在する、深田さんの日本を思う気持ちの一握りでも、国会議員は持つべきだと思う。

• nobu23

  読了日：2024/01/14

  経済的なメリットがよくアピールされる、熊本県のTSMCの半導体工場誘致のマイナス面を描いた本。 台湾やアメリカの半導体工場で起きている環境問題を多く取り上げて、これから熊本でも起きるのではという懸念が書かれている。

• suntalk

  読了日：2025/03/17

  著者初読み。著者のユーチューブはよく見ているので熊本県に誘致された半導体製造業のTSMCのことは何となく知っていたが、一度この本も読んでみたいと思っていた。半導体を製造するためには膨大な水と電力を要するだけでなく、想像していた以上に数多くの有害物質を使用することを知った。台湾、アメリカ、中国で環境問題や労働者を酷使する労働問題も引き起こしているとのこと。熊本でも同様の問題が起こることが見えているのに日本の政治、行政は目を瞑るどころか補助金まで付けて誘致したという。第二の水俣病の発生までも危惧されると。

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