Books

猫には推理がよく似合う 角川文庫

深木章子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041083161
ISBN 10 : 4041083168
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

とある法律事務所の事務員・花織はある日、“おしゃべりする猫”スコティに推理合戦を仕掛けられる。「もしいま先生が殺されて、金庫の中身が盗まれたら、犯人は誰だと思う?」金庫に入っているのは5カラットのダイヤの指輪、資産家の遺言書、失踪人の詫び状、12通の不渡り手形。怪しい依頼人たちを容疑者に妄想を膨らます1人と1匹。なぜか事件が現実になり―。衝撃のどんでん返しの本格ミステリ。

【著者紹介】
深木章子 : 1947年東京都出身。東京大学法学部卒。元弁護士。60歳を機に執筆活動を開始、2010年に『鬼畜の家』で島田荘司選第3回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • aoringo

    猫とミステリの掛け合わせに惹かれて。論理的で意外性もあり最後はきちんと着地した。読み始めは話しをするスコティが可愛くてどんどん読み進めるけど、ラストは思っていたよりビターな終わり方だった。詳しく語るとネタバレになりそうなのであまり書けない。読後何だか可哀想な気持ちになったけど、動物が好きな人に悪い人はいないと信じたい。

  • ぶんこ

    う〜ん、猫好きとしてはスコティのような猫とお話しできたら最高なので、途中まではとても楽しめたのですが・・・2転3転する展開はミステリーとしては面白いのですが、私はミステリーよりも猫と人とのほっこりを期待していたようです。スコティ、本当のことを教えてといいたい。

  • 坂城 弥生

    喋る猫のお話(?)。猫によるミステリーでした。

  • うまる

    美猫のスコティとミステリ談義をするのが楽しいお話。と思っていたら、終盤の展開がすごくてとても面白かったです。スコティがミステリネタについて「あれってどこが面白いの?」って聞いてくるのが可愛いんだけど、ミステリ好きには痛いとこ突いてくる感じで笑いました。時刻表ミステリに関しては同意見だなぁ(笑) スコティが考えたミステリも良くできていて楽しい。良い意味で思ってたのと違うミステリで、すごく好みだったので読んで良かったです。猫好きミステリ読みさんはぜひ。

  • geshi

    読むごとに何処までが虚構(妄想)か分からなくなる不思議なストーリー展開。第一部は法律事務所に持ちかけられるトラブルが地味に続くが、しゃべる猫から現実を元にしたにフィクションの形で問題が提出され、推理と検証に徹する純ミステリー空間へと変貌する。多重推理に対する否定の論理が考え抜かれていて、布石がバシバシ嵌っていく快楽を味わえる。そして意外な犯人”が明らかになった後、更にもう一捻りして妄想と現実が入り混じり、猫のミステリとに着地するのが小憎らしい。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items