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欺瞞の殺意 角川文庫

深木章子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041133187
ISBN 10 : 4041133181
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

地方の資産家・楡家の当主が64歳で急逝。屋敷で行われた身内しかいない法要で、長女と孫が死亡。長女の婿養子である弁護士のポケットからヒ素の付いたチョコレートの銀紙が発見された。自白して無期懲役となった元弁護士は、事件関係者と往復書簡を交わすことに。「僕は犯人ではありません」。書簡の中で繰り広げられる「毒入りチョコレート」の真犯人をめぐる推理合戦。やがて真相が思わぬ方向へ―。

【著者紹介】
深木章子 : 1947年東京都生まれ。東京大学法学部卒。元弁護士。60歳を機に執筆活動を開始、2010年に「鬼畜の家」で島田荘司選第3回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞受賞。『衣更月家の一族』『螺旋の底』がそれぞれ第13回・第14回本格ミステリ大賞(小説部門)候補、『ミネルヴァの報復』で第69回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)候補に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • yukaring

    往復書簡の形で語られる地方の資産家・楡家で起こった殺人。長女と孫が冷酷に毒殺された事件で動かぬ証拠を突きつけられ、自白したはずの被害者の夫は「実は自分は犯人でない事」を手紙である女性へ語る。それでは誰が犯人なのか?被害者一族で唯一生き残った女性と犯人として逮捕された元弁護士で被害者の夫、2人は往復書簡で自分の推理を繰り広げる。そしてたどり着いた驚きの真相とは?時代設定が昭和41年と少しレトロな印象のお家騒動的ミステリだが、シンプルでとても面白かった。手紙の中に巧妙に張り巡らされた伏線にはすっかり騙された。

  • 坂城 弥生

    往復書簡での明かされる事件の裏側。最初一族の関係が複雑過ぎて戸惑ったけど徐々にわかってきた。

  • annzuhime

    資産家の楡家で殺人事件が起こった。逮捕されたのは元弁護士。42年の刑期での仮釈放。かつて愛し合っていた義理の妹との往復書簡で自分の冤罪を訴える。読み進めるのに時間がかかりました。最初の章で登場人物が多くてややこしかったからかな。往復書簡は欺瞞に満ち溢れていて面白かった。愛と憎しみは紙一重。

  • 坂城 弥生

    再読でした。

  • mayu

    名だたる資産家の楡家先代当主の法要で起こった家族内殺人。殺人犯として逮捕された人物は無罪を唱える。本当の犯人は誰なのか…。四十年後の往復書簡のやり取りから、見えてくる犯人。そしてその後。楡家の関係者たちは皆怪しげで、面白くなりそうな展開に手に取ったけど全体的にまどろっこしくてスピード感もあまり無く書簡も長いなぁと感じてしまった。最後までしっかり考えられてるのはわかるのだけど、うーん…。

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