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ファーブル昆虫記 誰も知らなかった楽しみ方

海野和男

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784794226495
ISBN 10 : 4794226497
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

『ファーブル昆虫記』は実は子供向けの入門書ではない。全10巻221章を通読した人はほとんどいないだろう。この怜悧な観察記録には驚くべき指摘が満ちている。ジャン=アンリ・ファーブルという19世紀の南仏プロヴァンス人が生涯をかけて書いた長大な自然観察記である。偏屈で個性的な彼は厳密な客観性を追い求めて後世の生物学に多大な影響を与えた。本書はその真価を写真と解説文によって解き明かしたナチュラリストのためのファーブル読本。ファーブル生誕200年企画!

目次 : 第1章 『昆虫記』ってどんな本?(ファーブルって誰?/ 『昆虫記』のなりたち ほか)/ 第2章 ファーブルを訪ねて(故郷サン=レオン/ ファーブル放浪の時代 ほか)/ 第3章 『昆虫記』の主人公(タマオシコガネ/ 狩りバチ ほか)/ 第4章 『昆虫記』完全読破!(よく読んでみると、すごい内容/ 第1巻 ほか)/ 第5章 『昆虫記』の楽しみ方(墓碑銘/ 『昆虫記』の楽しみ方 ほか)

【著者紹介】
海野和男 : 1947年東京生まれ。東京農工大学卒。昆虫写真家。『昆虫の擬態』(平凡社)で日本写真家協会年度賞。公式ウェブサイト「小諸日記」を運営

伊地知英信 : 1961年東京生まれ。自然科学書や博物館展示物の編集者・ライター。自然観察のインタープリター。『しもばしら』(岩崎書店)で第58回児童福祉文化賞など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ジュール

    最初のファーブルの紹介はいいのだが、メインを占める昆虫記の各章の要約は事実を述べているだけで昆虫記本来の文学性がなく退屈。

  • 左近

    今年はファーブル生誕100周年だったのか。勝海舟と同い年なのね。写真と共にその生涯をたどるのはよくある構成だが、その場所の歴史的な情報(生誕地の地名は、5世紀に西ゴート族に追われたアキタニアの貴族に由来するとか)が載っており、歴史好きとしては楽しい…閑話休題。もちろん本題は昆虫。『シートン動物記』と並ぶ我が子供時代のバイブルながら、各巻各章がどういう構成になっているのか、そう言えばあやふやだった。扱われている生き物の生態写真も興味深い。何事も自分の目で確かめる実証主義、大事ですね。

  • okatake

    ファーブルとその代表的な著作「ファーブル昆虫記」に通底している思考の解説。そして、ファーブル昆虫記全10巻すべての章の内容を示しています。 ファーブル昆虫記は通読するよりもその章の内容をたどりつつ読み進める方が良いらしい。

  • 明るいくよくよ人

    これから、ファーブル昆虫記を読みかえしてみようと思っている大人には、ぜひ読んでほしい本だと思いました。 私も、老後の楽しみに、ファーブル昆虫記の原著を眺め初めていますが、読み方の参考になりました。

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