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華、散りゆけど真田幸村連戦記

海道龍一朗

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784087714791
ISBN 10 : 4087714799
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2012
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「花は散りゆけど、その香は残る。されど、われらは死花に非ず!」―父・真田昌幸の言葉が胸に去来する。真田幸村。その智謀と勇猛さを謳われながら関ヶ原の豊臣方の敗北以来、十四年にわたる不遇の蟄居生活を余儀なくされていた…。だが乾坤一擲、戦国の世に生きる漢として命の華を咲かせるときが来た!いざ、大坂冬の陣夏の陣。

【著者紹介】
海道龍一朗 : 1959年生まれ。2003年に剣聖、上泉伊勢守信綱の半生を描いた「真剣」で鮮烈なデビューを飾り、第一〇回中山義秀文学賞の候補作となり、書評家や歴史小説ファンから絶賛を浴びる。2010年には「天佑、我にあり」が第一回山田風太郎賞、第一三回大藪春彦賞の候補作となった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • タックン

    昨年は幸村のゆかりの地を2箇所(大阪の墓地・上田城)も訪れながらアニメ・ゲームの世界や真田十勇士とかのイメージしか知らないので少しは本当の姿を知りたいと思って借りた本。武田と上杉に挟まれて生きていく上で庇護を受け徳川家康と2度も戦い、そして大阪冬の陣・夏の陣で家康に最後の戦いを挑む運命・姿に感動した・・・幸村の立てた兵法・作戦は凄い。そしてやっぱ忍が使われたんだな・・。大阪冬の陣・夏の陣はよく知らなかったからそれもわかってよかった。でもページ数のわりに内容が薄っぺらいのが残念だったな。最後の幸村がやら

  • 金吾

    読みやすい話です。幸村はズル賢いところはありますが、爽やかでした。ラストの戦闘部分はなかなか迫力がありました。治長たちのように和睦を前提に戦うのならば戦わない方がいいと思いました。

  • ハッチ

    ★★★★★大阪冬の陣と夏の陣で、活躍した真田幸村を描いた作品。前作は父、昌幸を描いており、戦国を生き抜いた真田家を見る事がでぎる。冬の陣で徳川方を翻弄した砦、真田丸は有名だけど、詳しくは知らなかったので面白かった。多分歴史は勝者によって編纂されるので、資料がないのかな。熱い漢幸村はかっこ良かった。

  • Ryuji

    ★★★★☆主人公は真田幸村、舞台は大阪の陣。基本的に人とは「利」によって動くもの、この時代の武将も当然そうであったハズ。真田幸村にとって大坂の陣は何の「利」があったのであろうか?少なくとも大名に返り咲くであるとかそういった「利」は考えていなかったのではと思うが・・・。『花は散りゆけど、その香は残る』己が生きたという何かを残したかったのではなかろうか?クライマックスの「天王寺口の戦い」では、えっ!(まさか、影が出てくるとは)という感じでしたが、読み易く・面白く良作だと思います。最後の伊達政宗がまた良かった。

  • ツヨシ244

    大阪冬の陣、夏の陣における真田幸村を中心とした大阪方の視点で描いた作品。 そのふたつの戦だけでこのボリューム描けるの?と思ったが戦前の準備段階から詳細に描かれており、その時点から幸村の昌幸譲りの策謀が披露されており、興味深い。 また、大阪方中心で描きながら、家康への大きなリスペクトが感じられ、他の作品で描かれがちな大阪方の自滅という印象より、大阪も奮戦したが家康がその上をいったという印象が私的に好印象。 最後のシーンも白熱するが、個人的には真田軍が寄せ集めの兵を練兵していくシーンが好きだと感じた。

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