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いっしょうけんめい「働かない」社会をつくる 残業代ゼロとセットで考える本物の「エグゼンプション」 Php新書

海老原嗣雄

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569821047
ISBN 10 : 4569821049
Format
Books
Publisher
PHP
Release Date
September/2014
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

テレビ報道でにわかに脚光を浴びつつある「ホワイトカラーエグゼンプション」だが、残業代の不支給と、その対象となる年収のみが議論の的になっているようだ。今回のエグゼンプション論議は、経営都合で「定期昇給・残業代」という日本型の変更のみが、念頭に置かれている。もう一つの日本型の問題、働く人のキャリアや家庭生活の面においてマイナス寄与している部分への視点が欠如している。雇用のカリスマが制度の本質を分かりやすく解説し、日本人としての新しい働き方を問う一冊。

目次 : 第1章 経営側が隠しているエグゼンプション導入の本音/ 第2章 なぜエグゼンプションは必要になったのか?/ 第3章 なぜ欧米人は、しっかりと「働かない」のか/ 第4章 労働者都合でのエグゼンプション設計/ 第5章 どこまで日本型を変えるべきか/ 第6章 法律でできることと、企業が考えること/ 第7章 みんなで歌う、日本型雇用へのレクイエム

【著者紹介】
海老原嗣生 : 雇用ジャーナリスト。経済産業研究所労働市場制度改革プロジェクトメンバー、広島県雇用推進アドバイザー、京都精華大学非常勤講師。1964年生まれ。リクルートグループで20年間以上、雇用の現場を見てきた経験から、雇用・労働の分野には驚くほど多くのウソがまかり通っていることを指摘し、本来扱うべき“本当の問題”とその解決策を提言し続けている「人事・雇用のカリスマ」。リクルートエージェント社のフェロー(客員社員)第1号としても活躍し、同社発行の人事・経営専門誌「HRmics」の編集長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • mitei

    日本型雇用と欧米型の雇用の比較をした一冊。確かにそういうハイブリッドで回すのが理想だなと思った。しかしメディアの報道は何故か現行の維持という姿勢が多いなと思った。

  • えちぜんや よーた

    タイトルだけを見るとお気楽そうだが、実際はとてもヘビー。世帯収入の構造を男600:女0(もしくは500:100)で想定している社会制度を、300:300(または400:400)に変えようと提言しているから。決して一般人向けとは言えないが、上は労働法から下は会社の賃金規程にまで言及しているので、業界関係者(人事労務屋さん)の間では廻し読みされそう内容。これだけ豊富なデータがそろっていて886円は安いと思う(笑)

  • mazda

    何でもかんでも欧米にならって変えればいいってものでもない、ということを改めて認識しました。ホワイトカラーエグゼンプションは、欧米の制度の「一部」を切り取って、経団連の都合のいいようにあてはめようとしています。このままでは、労働者にとって報われない方向に行くのではないかと思います。これまで日本が培ってきた終身雇用を維持しつつ、社内で競争原理が働くような制度を作って行く必要があると思います。今後いろんな議論が活発に起こることを期待しています。

  • べっち

    ★★★★▲卒論の参考資料として読んだ。働いている方、これから働く方にお勧めしたいです。エグゼンプションについての本や論文をいくつか読んだが、どれも具体的な代替案を提示せず、とりあえず批判しているものばかり。また、局所的にしか見ておらず大局的な視点で書かれている本ばかりだったが、この本こそ探していた本。欧米と日本の働き方の違いの根源は、「欧米は仕事に人をつけ、日本は人に仕事をつける。」だから、欧米では解雇や転職が盛ん。それらが盛んなのは「可能」だからではなく、構造上「必然」だからということには驚いた。

  • ひろ☆

    題名にひかれて読んだが、欧米と日本の雇用形態の違いの本だった(笑)

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