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「就職氷河期世代論」のウソ 扶桑社新書

海老原嗣生

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784594101091
ISBN 10 : 4594101097
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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Content Description

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“見捨てられた1700万人”はそこまで悲惨ではなかった――。
現在40〜50代となった「就職氷河期世代」(1993〜2004年卒業)を、雇用のプロが現場経験とデータで徹底検証。
既にビジネス誌や経済社会番組「PIVOT」「ReHacQ」などで氷河期世代論争を引き起こしている筆者が、炎上覚悟で世に問う。

【著者紹介】
海老原嗣生 : 雇用ジャーナリスト。サッチモ代表社員。大正大学表現学部客員教授。1964年東京生まれ。大手メーカーを経て、リクルートエイブリック(現リクルートエージェント)入社。その後、リクルートワークス研究所にて雑誌「Works」編集長を務め、2008年にHRコンサルティング会社サッチモを立ち上げる。漫画『エンゼルバンク―ドラゴン桜外伝』の主人公、海老沢康生のモデルでもある。人材・経営誌「HRmics」編集長、リクルートキャリアフェロー(特別研究員)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Tad

    1993年〜2004年大卒を就職氷河期とし、その世代の「就職できず、正社員になれず、悲惨な人生を歩んでいる」というイメージが虚構であることをデータによって説明している。世代間格差よりも男女格差・学歴格差による影響が大きいことを述べており、誤ったをもとに政治的に政策が決定されているという指摘は興味深い。 ただ、「内定が1社だった人も数社だった人も統計上は同じカウント」であり、その集計結果を比較して「だから氷河期世代もさほどひどい状況ではなかった」という方向で議論が導かれるとするとややミスリードな気がする。

  • 金吾庄左ェ門

    ウソとは銘打ってますが、支援が全く必要がないとはしていません。非大卒者や女性に対しては必要としています。バブルの頃は大学や学生の数が少ないにもかかわらず募集の人数が多すぎた。氷河期は大学や学生の数が多すぎて募集が少ないと感じさせた事が原因だとしています。特に募集の少ない大企業をいくつも不採用になって非正規雇用になったレアケースが過大にクローズアップされたのも問題だとしています。

  • aed

    海老原さんはPIVOTでの佐々木さんとの対談をよく視聴しているが、あのまくし立てるような早口でなく本で読むほうが海老原さんの主張を理解しやすいかも(笑)本書は客観的なデータを元にして、氷河期世代の艱難辛苦についてのあることないことを暴き立てたことに価値がある。またタイトルからは察しにくいが海老原さん御自身は就職氷河期があったことは認めつつ、偽りの氷河期世代≠フ存在については否定している。例えば@一流大卒でも就職先がなく無業・下流のサービス業に従事したA氷河期世代をサポートしなかったため少子化が加速した等

  • mm71

    通説を打破するデータに裏付けられた著者らしい論考。就職氷河期世代とひとくくりにするのは間違い。いつもながらキレキレのバーバーの文章、かつ、雇用のリアルを知る人としての情念も感じる。

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