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カノジョの妹とキスをした。 4 Ga文庫

海空りく

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784815614584
ISBN 10 : 481561458X
Format
Books
Release Date
September/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「…博道くん。たすけて…」理不尽な大人の脅迫により演劇が出来ないほど傷ついた晴香は、心の拠り所に俺を求める。でも…俺はもう晴香を求めてはいなかった。俺の心にはもう時雨しか居ない。晴香の心が落ち着けば別れ話を切り出そう。迷いは無い。時雨の与えてくれた『猛毒』が俺の心の奥底まで染み込んでいたから。だが俺は心するべきだった。『猛毒』とは身を滅ぼすが故に毒なのだと。毒々しく色づいた徒花が、墜ちる。“不”純愛ラブコメ、最終章―

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • オセロ

    不純愛を謳った今作ですが、その根底にあるものは確かな愛だったと思います。 春香に時雨が義兄妹であることを明かし、春香に別れを切り出すことを決めた博道だったが、ひょんなことから春香に2人の関係を知られてしまい…。 博道と別れたくなくてらしくない行動を取る春香と、春香に正論を突きつける時雨。そんな3人の関係にひと段落付いたところで起きた出来事は衝撃的でしたけど、それがあったからこそ迎えた納得の結末。 矛盾しているかもしれませんが、確かな愛を感じられる、最高の不純愛物語だったと思います。

  • よっち

    理不尽な大人の脅迫により演劇が出来ないほど傷ついた晴香が目撃する時雨と寄り添う博道の姿。複雑な想いが絡み合った三人の関係の決着が描かれる第四弾。覚悟を決めて晴香の心が落ち着いた段階で別れ話を切り出そうと決意する博道。ふとしたきっかけからそれに気づき、それでも繋ぎ止めようと懸命に足掻く晴香。理想からどんどん離れてゆくその構図は何とも皮肉でしたけど、誠実であろうとして心をすり減らす博道には、もはやこうするしかなかったんでしょうか。幸せとは何かを考えてしまう結末の中に垣間見える微かな救いが印象的な結末でした…。

  • ナギ

    最後まで純愛を貫いて終了。衝撃的ですが、ラストはこれで良かったと思います。時雨はすごい娘です。ずっと推してた時雨派の私にも納得のラストだと思います。本当と嘘の間で生きている世界中の私達へのメッセージみたいなものも感じました。

  • わたー

    ★★★★★えっぐ…運命の花火大会当日、何故かアパートの前にいた晴香。彼女の身に起こったことから語られる最終巻。状況のせいで晴香に別れこそ告げれなかったものの、気持ちと体を通わせていく主人公と時雨。そんな二人を目撃した晴香が耐えれるはずもなく、自分の身を人質に強硬手段にでる姿が痛々しくて目も当てられなかった。だが、落ちるところまで落ちたからこそ、時雨の言葉が届いたのだと思うと何とも言えない気持ちに。主人公と晴香の初恋が清算され、ようやく明るい未来が見えてきて爽やかな終わり方になるのかと思った矢先、急転直下。

  • ぶなぶな

    最終巻。なんつー結末だ…。過程はあまりに壮絶だったけど、最後に帰着した関係はそれ以上だった。でもその執着は純粋で強い想いに他ならず、時雨と博道は確かに純愛で結ばれたのだろうと思う。自分の中の膨らんだ理想像を押し付けて望みの言動しか受け入れないこと。失望されると決めつけ、本音の自分を押し殺して取り繕うこと。そうした目の前にいる人を見つめない不誠実こそを、不純と呼べるのではないか。約束や関係を結ぶことが愛情の表れであるのは間違いないと思うけど、愛情を注ぐ努力を放棄する理由になってはいけないのだと感じた。

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