Books

彼女のために生まれた 幻冬舎文庫

浦賀和宏

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784344420885
ISBN 10 : 4344420888
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2013
Japan

Content Description

喫茶店の店主が客を監禁・籠城する事件が発生。交渉人の麻衣子に、籠城犯は「テレビカメラを駐車場に入れ、事件を中継しろ」と要求する。過去に犯人の幼い娘が少年に撲殺された事件に動機があると推察するが、事態は膠着。そこへ警察としては決して呑めない前代未聞の要求が突きつけられ……。警察小説にして、少年法の意味を問う社会派ミステリ。

【著者紹介】
浦賀和宏 : 1978年神奈川県生まれ。98年に「記憶の果て」で第五回メフィスト賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • Tsuyoshi

    母を殺害された上に加害者が自殺し、残した遺書から身の覚えのない汚名を着せられたフリーライターの銀次郎。独自の追求により二転三転したスリリングな展開やラストで明かされる事件黒幕の存在とその動機の不可解ぶりは前作を遥かに上回る衝撃だった。そんな短絡的な動機でよく綿密な準備ができたもんだと違った意味で感心してしまった。

  • そのぼん

    母を殺されたライターの男性が主人公の物語でした。犯人とされる男が自殺し、事件は終結したかと思われましたが、そこには様々な謎が残されていて・・・といった展開でした。そして、衝撃のラストが待ち受けていました。とても嫌な気分が残る作品でした。

  • mmts(マミタス)

    なかなか黒幕が分からなくて、ちょっと疲れました。そもそもシリーズものだったことを知りませんでした。つまり、どんな登場人物なのか理解出来なくて、なかなか思い通りには読めませんでした。子どもに嫉妬したり、もしくは子どもを所有物扱いしたり、いわゆる毒親が黒幕でした。わざわざ殺人者になるために洗脳するならば、むしろニートからエリートに方向転換することが簡単かと。あまりに現実味ないから、まあまあの面白さでした。剛以外には同情しません。警察の捜査があまりに杜撰かと。小説だから仕方ないですが、どうしても気になりました。

  • むぎじる

    銀次郎の実家で、母親は殺され、父親はけがを負わされた。犯人は銀次郎の高校の同級生で、事件を起こした数時間後に自殺してしまった。残された遺書には、銀次郎にとってまったく身に覚えのない事件を起こしたことについての恨みがつづられていた。母親の死と、自分の身の潔白を明かすために、フリーライターである銀次郎が、事件の真相を追っていく。想像していなかった結末に驚きつつ、心の暗闇を覗き込んでしまった嫌な気分でいっぱいになった。自分は自分にしかなれない。巧妙なからくりが恐ろしい。

  • Junichi Yamaguchi

    『自分を過信すると、物事を客観的に見れなくなる』… シリーズ2作目。 人は少なからず闇を抱えて生きて行かなければならない。いつか、その闇が自分自身を覆い尽くす日が来ないなんて誰に言えるのだろうか。。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items