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べてるの家の「当事者研究」

浦河べてるの家

User Review :4.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784260333887
ISBN 10 : 4260333887
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2005
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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Customer Reviews

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『なつひさお』を知るだけでも十分読む価値...

投稿日:2021/02/26 (金)

『なつひさお』を知るだけでも十分読む価値があると思う。ボリュームがあるので、読書が出来る気力と体力がないと大変かもしれません。お勧めです。

百合の花束 さん | 不明 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 小鈴

    昔からべてる本は読んでいたのだけど、最近は親目線で読んでしまいます。飛び降りたり、家を全焼させたり、私はここに出てくる親のように子供を愛することができるだろうか?中山玄一さんの母親の言葉が沁みる。「息子が病気になったのは誰のせいでもない。自分を責めるのはやめよう。いろいろあったのかもしれないけれど、互いに違ってよい。わかりあえなくてもよいではないか。相手を尊重して、その人格に敬意を払っていけばよいのではないか」。手放して、子供が子供の人生を取り戻して初めて、この言葉が出てくる。

  • zag2

    「べてるの家」をめぐる2冊目。精神障害を抱える患者さん自身、すなわち「当事者」が自分自身を研究するという、べてる独特の「当事者研究」について書かれたもの。精神障害に関してこれまで思い込んでいたことが大間違いだったと、あらためて感じました。同時に、自分自身を客観的に研究してみるって、健常者にとっても大事なことだと、納得しました。

  • nbhd

    脳みそ2回転、笑って笑って感動した、すばらしい。べてるの家に暮らす統合失調症のひとたちによる自分研究本▼回転1。当事者研究では、摂食障害も逃亡癖も幻聴も爆発も、ひとつの「スキル」と捉えて、皆で共有する。たとえば摂食障害を持つ人は「食べ吐きのプロフェッショナル」となり、そのスキルを披露。結果、症状に至る過程を楽しく客体化▼回転2。そのスキルは、良いことに活かされることもある。たとえば、逃亡癖というスキルは、生活環境の緊張状態を測るカナリア的な役目を果たし、さらに、より強者の逃亡癖のひとを探すのに役立ちもする

  • Shun

    当事者研究はコペルニクス的転回。 所々のイラストが、著者の概念を読者に対し、当事者となって体験する気持ちにさせてくれて、分りやすかった。 この面白い取り組みがされている現地に一度行ってみたい。

  • shikashika555

    当事者研究というものについて 理解を深めたいと思い読んだ。 従来の精神科医療が外している所を、こういった形ですくい上げていくのは素晴らしい試みに思える。 何より、病む人を主体と捉え 尊重し 対等な人間同士として敬意を払う この姿勢! 当たり前の事であるが、当たり前でないのだ。 当事者同士の意見交換を通じて 症状や問題行動の軽減に繋がってゆく このプロセスの持つ(上手く言えないが)前向きさと耐久力よ! そして、並外れの問題を抱えた人たちを包摂してしまえる場が 持続運営できていることに感動と敬意をおぼえる。

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