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江戸・東京の被差別部落の歴史 弾左衛門と被差別民衆

浦本誉至史

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784750318103
ISBN 10 : 4750318108
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2003
Japan

Content Description

被差別社会の支配者であった弾左衛門の生活は大名と同等のものだった。江戸開府から明治維新に至るまで、弾左衛門の支配構造と歴代の弾左衛門の系譜を辿り、江戸の被差別部落の暮らしとその解放の取り組みを語る。

【著者紹介】
浦本誉至史 : 1965年兵庫県生まれ、1984年から東京都に在住。1989年に部落解放同盟東京都連合会に就職、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • あさつゆ

    江戸の町に、被差別民衆がなくてはならない役割を果たしていたということ、だからこそ、被差別民衆は、なくてはならない存在として、認められていたということ、また、長吏、非人、猿飼、乞胸といった被差別民衆は、ただ差別されるみじめな存在であったわけではなく、差別からの解放を願い求めながら、現実社会の中で、生き生きと頑張って働いて生きてきたんだということがわかった。弾左衛門の支配は、被差別民の信頼に支えられていたこと、被差別民衆の自治を司るものとしても機能していたことが分かった。被差別民の社会の豊かさを感じる本。

  • アラリンリン

    知らなかったことばかり。やぁ、言い方が適切かどうかわからないけど、とても面白かった!弾左衛門制度って、江戸の町の大きな、ある意味民主的な制度だったんじゃないですか? どうして時代小説や映画できちんと大きく取り上げないの?かなり面白い物ができると思いますよ!

  • So Honda

    弾左衛門の組織が関東一円の被差別民の自治組織として機能し、身分差別はあったが江戸のインフラを担う不可欠な存在だったこと、幕末には外人技師を招き皮革産業の近代化を目指したことなど、実像が鮮やかに。あらためて明治時代の身分解放が名ばかりで、専有していた仕事を奪ったことでかえって困窮を生み出し差別を固定化したことを実感

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