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ISBN 10 : 4309257437
Content Description
地獄には餓鬼地獄があるという。コレクターも集めても集めても、また次が欲しくなる。壷一つ売ればと思っても、惜しくて売れない―。特攻隊から生き残り、実業家として成功。岸信介元総理、キャバレー王・福富太郎、画家・ジャスパー・ジョーンズなどとの華麗なる交流の中で、やがて世界的な美術コレクターとなって、時価100億円の全コレクションを故郷・山口県萩市に寄贈した著者のコレクター人生を辿るエッセイ!
目次 : 第1章(或るコレクターの生活/ 浮世絵蒐集事始め/ コレクター気質/ チコチン・コレクション綾模様/ 真贋問答 ほか)/ 第2章(千客万来/ 画家・中村正義のこと/ 川端康成と岩崎勝平/ 金泥の写経/ 故郷・山口と香月泰男 ほか)/ 第3章 コレクション寄贈
【著者紹介】
浦上敏朗 : 1926年(大正15年)山口県萩市生まれ。県立萩中学校を経て、山口経済専門学校(現・山口大学経済学部)卒。この間、陸軍船舶兵暁部隊(特攻隊)に入隊。清久鉱業社長、日本非鉄鉱業社長を経て清久鉱業管財人、またジャパンアートコンサルタンツ社長を歴任。日本浮世絵商協同組合理事長、日本浮世絵協会(現・国際浮世絵学会)常任理事、東洋陶磁学会監事などを務め、山口県立美術館美術品収集審査会委員のほか、多くの美術館の審査委員となる。2020年、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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