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ユニクロ型デフレと国家破産

浜矩子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784166607594
ISBN 10 : 4166607596
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2010
Japan

Content Description

グローバル恐慌以降、依然猛威をふるう「新型デフレ」。その危険な正体と、負の連鎖を断ち切るための「画期的処方箋」を指し示す。気鋭のエコノミストが読み解く地球経済。

【著者紹介】
浜矩子 : 1952年生まれ。一橋大学経済学部卒業。三菱総合研究所ロンドン駐在員事務所長、同研究所主席研究員を経て、同志社大学大学院ビジネス研究科教授。専門はマクロ経済分析、国際経済(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ミッキー・ダック

    20世紀後半から現在にいたる世界経済の目まぐるしい動きが分かりやすく説明されており、大変勉強になった。なぜ日本だけがかくも深いデフレの痛みを負ったのか、現政府の脱デフレ政策がいかに見当はずれなものかが良く理解できた。日本のデフレは、グローバル化による安売り競争に勝つために、労働者を犠牲にしたための消費不況であり、成長戦略や新産業の喧伝はアナクロニズム。これから真に脱するためには、社会全体があくなき自己利益追求による”潰し合い”から弱者救済等による”分かち合い”へと舵を切り替えていくしかないと説く。

  • Humbaba

    本来は,商品に見合ったお金を払うことが基本である.それが,デフレによってどんどん値段だけが下がっている.デフレによって確かに商品は安く手に入るようになった.しかし,そのような社会が今後も続いていくという保証はなく,それどころかこの先に続いているのは国家の破綻かもしれない.

  • Humbaba

    ユニクロなどの台頭によって,我々は良い品を安く手に入れるようになった.しかし,それは結果的に我々の生活をより貧しいいものへと変化させてしまった.安さを求めるのでなく,価値に対してしっかりと払うような社会を作っていく必要があるだろう.

  • ophiuchi

    約4年前に書かれた文章だが浜矩子はブレていない。彼女が正しければアベノミクスは日本を破滅へ導いていることになる。

  • OTIUM

    分かり易く面白いですが、USドルが基軸通貨でなくなると言っても、世界で使用に耐えるだけの流通量があるのはUSドルしかないでしょう。US$50円になるという事は今より倍の量のUS$が流通する事になるのではないか?確かに価値を生み出さずにコスト削減だけによる生き残り競争は疲弊するだけだ。日本の特色を生かした価値で競争を避けられると良いのだが。

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