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これから3年、日本と「地球経済」で起きること

浜矩子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784408109671
ISBN 10 : 4408109673
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2013
Japan

Content Description

“バブデフレーション”で大格差時代が訪れる。今を生きぬく知と思考。

目次 : 序章 「座標軸」だからみえてくる解―金融緩和で脱デフレははかれない/ 第1章 座標平面づくりへの段階的接近法―「バラ色の国」はどこにある?/ 第2章 「金融」と「財政」で日本と地球経済を読み解く―大盤振る舞いで資本主義が再び暴走を始める/ 第3章 「金融」と「通貨」で日本と地球経済を読み解く―ニクソン・ショックから始まった奈落の底への一本道/ 第4章 「通貨」と「通商」で日本と地球経済を読み解く―世界は切り刻まれ、分断されていく/ 終章 座標軸分析から3年後を読み解く―“バブデフレーション”で大格差時代が訪れる

【著者紹介】
浜矩子 : 同志社大学大学院ビジネス研究科教授。1952年生まれ。一橋大学経済学部卒業。1975年三菱総合研究所入社以後、ロンドン駐在員事務所長兼駐在エコノミスト、経済調査部長などを経て、2002年より現職に。専攻はマクロ経済分析、国際経済。多くのメディアにも登場(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • デスカル

     バブル期以降の世界経済を中心の話から、今後3年間を見通す話です。それをマーケティングのSTP処方で使用する4象限の図で説明しています。今はどこの位置でこれからはどこに向かうべきか?過去の例はここからここへ移動して結果を出したなどです。今の日本は非常に不安定な位置におり、決定次第では奈落の底へ落ちるそうです。そうならないために筆者は最後に「思考のリセット、国同士が支え合いと分かち合いの機能」をするべきだとしています。これは、国同士だけでなく「個人同士も支え合い、分かち合う」ことが必要だという示唆ですね。

  • Ken.T

    言語明快なるも意味不明瞭。なんでも4象限で説明されてもわからない。例えば、アメリカと中国と日本が同じ象限(需給バランスはデフレ、財政収支は赤字)にいるといっても経緯や規模が異なるため、マクロ経済とは言え、それ自体に意味は無いのでは?本書の結論も「3年後の地球経済」と言いながら宗教じみた表現で終わる何とも意味不明な本でした。

  • 田中峰和

    「2011年は1ドル50円時代が到来する」と予測した「1ドル50円時代を生き抜く日本経済」を出して以来、その翌年も同じ主張をしていた著者。このような放言壁の印象が強すぎて、副島隆彦同様、無責任な予言者と批判する人が多い。この本では経済学者らしく、独自の「座標軸分析」を展開。人件費抑制が続き、実質的なデフレが一向に解消しないアベノミクスをバブデフレーションと名づけ、現状を「根拠泣き熱狂」と断じている。調子に乗って、「座標軸から浮かび上がる『ユーロ消滅』の論拠」など「1ドル50円」の予言者らしさも相変わらず。

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