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80年越しの帰還兵 沖縄・遺骨収集の現場から

浜田哲二

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784103555520
ISBN 10 : 4103555521
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

忘れ去られた骨片の身元を特定できた瞬間、時を超えた人間ドラマの扉が開く。感動実話。白い原野に散らばる無数の人骨。執拗な爆撃で指の爪の大きさにまで砕かれた骨片のひとつひとつが、かけがえのない人生を宿している。戦場で重傷の少年を抱えて走った兵士。相撲大会の出場記念メダルで望郷の念を慰めた兵士――かつての激戦地から家族の待つ故郷へ、あらゆる手段を尽くす夫婦が綴る、心震わす「奇跡」の物語。

【著者紹介】
浜田哲二 : 1962年、高知県出身。元朝日新聞社カメラマン。2010年に会社を早期退職後、青森県の世界自然遺産・白神山地の麓にある深浦町へ移住し、フリーランスで活動中。沖縄県で20年以上、戦没者の遺骨収集と遺留品や遺族の手紙返還を続けている。公益社団法人日本写真家協会(JPS)会員

浜田律子 : 1964年、岡山県出身。元読売新聞大阪本社記者。1993年、結婚を機に退職後、主婦業と並行してフリーランスで環境雑誌などに原稿を執筆。夫・哲二と共に沖縄県で遺骨収集と遺留品や遺族の手紙返還を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • みさと

    沖縄に長期間住み込んで遺骨収集に取り組む夫婦の手記。今も掘り続けている。何十年も取り組んできた地元の先達の背中を追い、いつしか自分たちが最前線で活動を続ける。誰の遺骨なのか、誰の遺品なのか、かすかな手がかりをたぐり寄せ、かつて生きた人の存在と、帰らぬ人の帰りを待ち続ける遺族を探し出す。何年かかっても。そして、そんな彼らを慕い、若者たちが遺骨収集に取り組み、遺族を必死で探し、遺骨や遺品を肉親の元に返している。読みながら胸が苦しくなり、目頭が熱くなる。戦争は何十年たっても終わることがないことを思い知らされる。

  • uretihsia

    沖縄戦の遺骨遺品を納める方々の本 普段は仕事をし、無償での行為 所々で語られる沖縄戦が痛ましいなんてものではない 平和は絶対に守らないといけない

  • Go Extreme

    https://claude.ai/public/artifacts/bd378159-3abe-409c-9fb0-3bb9b3a6e8cd

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