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小林秀雄、吉本隆明、福田恆存 日本人の「断絶」を乗り越える

浜崎洋介

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784828426839
ISBN 10 : 4828426833
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

テンミニッツTV講義録4

小林秀雄、吉本隆明、福田恒存を中心に日本の批評家たちに光を当て、彼らの思考を解明していくことで、これからの日本人にとって必要な「生き方」「自然観」のあり方を明らかにする。

【著者紹介】
浜崎洋介 : 1978年生まれ。文芸批評家。京都大学経営管理大学院特定准教授。雑誌『表現者クライテリオン』編集委員。東京工業大学(現:東京科学大学)大学院社会理工学研究科価値システム専攻博士課程修了。博士(学術)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ころこ

    ネットの講座の文字起こしがベースになっているため、ざっくりしているが見通しが良い。芥川が「ぼんやりとした不安」を感じた昭和初年代に「危機」(クリティークの語源)の意識から日本の批評は誕生した。小林は伝統、直感を、吉本が対幻想、大衆の原像を、その時代時代に失われていく自然の喪失から、次の時代の価値を再定義していくことが批評の役割だ。その時代の批評家がどんな仕事をしたかは客観的には分からない。それは著者がその時代をどうみたか、実は著者の批評する行為がその時代を描いていて、この仕事全体が今の時代を映している。

  • Go Extreme

    思想・哲学: 断絶 自然観 主体性 宿命感 直観 価値転換 伝統回帰 文学・批評: 文芸批評 美意識 価値観 文学的リアリズム 歴史・社会: 高度経済成長 社会変化 個人主義 価値観の転換 社会的断絶 日本的アイデンティティ 人物: 小林秀雄 吉本隆明 福田恆存 江藤淳 柄谷行人 宮本武蔵 D.H.ロレンス オルテガ 進歩的知識人 政治・思想運動: 60年安保 右翼・左翼思想 進歩主義 反戦運動 知識人批判 思想闘争 国家観 文化・生活: 精神的伝統 家族観 日本的価値観 自然との調和 武士道 民俗意識

  • tacicaanohi

    分かりやすいし、本当に面白かった。 なんで不幸なのか、論理的に理解できる。 ただ、この本の本筋とは違うかも知れないけれど、労働をAIに全て置き換えられた場合、自分の宿命を労働から見つける事はできなくなる。その時に自分の中に原動力は残っているのかな。と思った。 AIが新人類に取って代わる世界。さらなる断絶が待っていたらどうしよう?

  • おとう

    このような本はほとんど読んでこなかったので新鮮な感覚で読んだ。しかし予備知識がないので難しかった。もう一回読んでみる。

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