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ISBN 10 : 4846115011
Content Description
古来、日本の国土は「まほろばの国」と呼ばれ、美しい景観に包まれていた。しかし、高度経済成長期以降、いつのまにかコンクリートによって国土は固められ、美から醜へと変わっていった。日本の景観破壊はいつまで続くのか。いつになったら、われわれは景観の重要性に気付くのだろうか。それともこのまま社会は進み続けるのだろうか。そんな状況への警鐘の書。
目次 : 序章(五重塔はなぜ美しいのか)/ 第1章 海浜(親不知、子不知―消えた北陸道の難所/ 九十九里浜―ヘッドランドに侵蝕される砂浜 ほか)/ 第2章 山野(鬼泪山―伝説の山が消える/ 伊豆半島―知られざる巨大風車による受難 ほか)/ 第3章 湖沼と川(寒霞渓―ダムに壊される渓谷美/ 琵琶湖岸―開発に泣く古典のふるさと ほか)/ 第4章 都市(平城京―朱雀門・大極殿復原の問題点/ 新宿御苑―高層ビルの景観破壊 ほか)/ 第5章 生活(雀―お宿はどこに?/ ナラ枯れ―山のミドリが消えていく ほか)/ 終章(対談「景観はなぜ損なわれたか」/ 神を畏れぬ人々 ほか)
【著者紹介】
浅見和彦 : 1947年東京都生まれ。東京大学文学部卒。同大学院博士課程満期退学。成蹊大学文学部教授を経て、2013年退職。現在、同大学名誉教授。日本古典文学、地域文化論、景観保護の観点から環境日本学を提唱
川村晃生 : 1946年山梨県生まれ。慶應義塾大学文学部卒。同大学院文学研究科博士課程単位取得退学。慶應義塾大学教授を経て2012年定年退任。同大学名誉教授、博士(文学)。日本文学、環境人文学専攻。リニア・市民ネット代表、全国自然保護連合代表、日本景観学会副会長。日本文学の研究をベースに、文学研究の観点から環境問題に取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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KAZOO
読了日:2015/09/06
izw
読了日:2015/08/10
遊未
読了日:2015/09/20
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