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満州の光と影 コレクション 戦争と文学 16

Jiro Asada

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784081570164
ISBN 10 : 4081570167
Format
Books
Release Date
February/2012
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • sashawakakasu

    「劉広福」八木義徳、「われらアジアの子」三木卓、「張徳義」長谷川四郎が心に残った。暴力は何も解決しないし、その恨みは永遠に消えないのでは。当時の人々の心の叫びが文学の世界に刻みつけられていた。

  • ゆきえ

    野川隆、竹内正一、八木義徳、水上勉、「ホロゴン」がよかった。八木義徳「劉広福」の中に出てくる「没法子(メイファーズ)」(=仕方がないさ)という言葉が心に残った。私もこういう心境で、劉広福のように生きていきたいなと思うけれど、難しいだろうな…。

  • 残留農薬

    主人公は鮮系小作農、満人(中国人)、開拓農民、日系警官、白露人(ユダヤ教徒)、軍国少年、はたまた「内地」の娼婦斡旋業者など、様々な立場からの「満洲」や「戦争」が描かれる。戦後の作品も収録されている(村上春樹の『ねじまき鳥』からも抜粋されている笑)。どの作品も読ませるものが多く、純粋に楽しめた。個人的に印象的だったのは牛島春子『福寿草』と今村栄治(実は張喚基という朝鮮系の日本語作家であった)『同行者』であった。特に後者はアイデンティティとネーションの関係に関心がある人には心を打たれるものがあるだろうと思う。

  • jinginakineko

    前半は戦前の作品が多く、ことに左翼から転向した(させられた)作家が多いせいか、どこか偽善的といおうかわざとらしさが漂う。それもまた時代の真実であるのだろう。 全体で最も印象深かったのは三木卓『われらアジアの子』。子どもらしい夢や異性への好奇心がことごとく歪められ、おぞましいものに変貌してゆく。蛙を残虐な方法で殺す場面は正視に耐えないが、作者があの愛らしい絵本『ふたりはいっしょ』シリーズの訳者であることに気づいて慄然とする。そして迎える救いのない結末。正視に耐えない事を正視するより我々には道がない。

  • 和泉花

    面白かった。知らないことがやはりたくさんあった。

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