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ぼくらは嘘でつながっている。 元nhkディレクターの作家が明かす人間関係の悩みが消えるシンプルな思考法

浅生鴨

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784478116753
ISBN 10 : 447811675X
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2022
Japan

Content Description

目次 : はじめに 僕は嘘のプロである/ 第1章 この世に「事実」は存在しない/ 第2章 人はなぜ嘘をつくのか?/ 第3章 嘘とどう付き合うべきか?/ 第4章 もしもこの世に嘘がなければ/ おわりに 最後に一つ、嘘をつきますよ。

【著者紹介】
浅生鴨 : 1971年兵庫県生まれ。作家、プランナー。出版社「ネコノス」創業者。早稲田大学第二文学部除籍。中学時代から1日1冊の読書を社会人になるまで続ける。ゲーム、音楽、イベント運営、IT、音響照明、映像制作、デザイン、広告など多業界を渡り歩く。NHKに入局。制作局のディレクターとして「週刊こどもニュース」「ハートネットTV」「NHKスペシャル」など、福祉・報道系の番組制作に多数携わる。広報局に異動し、2009年に開設したツイッター「@NHK_PR」が公式アカウントらしからぬ「ユルい」ツイートで人気を呼び、60万人以上のフォロワーを集め「中の人1号」として話題になる。2013年に初の短編小説「エビくん」を「群像」で発表。2014年NHKを退職。現在は執筆活動を中心に自社での出版・同人誌制作、広告やテレビ番組の企画・制作・演出などを手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • rors(セナ)

    これは誰でもわかる平易な言葉で書かれた哲学書だと思った。言葉の意味は全部わかるんだけれど、スッと心に届く簡単な書き方ではなく、捻って煙に巻いて「全て嘘です」と言う。けれど、ちょうど人間関係にうんざりしていた私にこの本はとてつもない一言をもたらした。 「事実は一つだが、真実は人の数だけある」そうか、私は唯一の真実を求めるから辛くなっていたんだな。

  • Eddie

    著者の主張はなるほどと思えることがほとんどだが、最初から最後まで同じようなことの繰り返しが多く後半は読むのに疲れてしまいました。ですが悪く言えばこじつけにも思えてしまい本心から言ってるのか懐疑的にも感じる自分がいて、それは著者の「嘘」論に上手く丸め込まれてしまったということなのかもしれません。

  • hinotake0117

    そもそも人は生き延びるために嘘をつき、嘘の中に個々の真実が生まれるまでである、と嘘を通じてお互いのつながりをもっと楽にとらえさせる書。 嘘というぼやっとしがちなテーマに、巻末の膨大な参考資料にあたって分析しているのがさすが。

  • EMA

    嘘のプロである著者が綴る嘘についての考えが、読みやすい文章で嘘を交えながら語られている。人は自分の認識でしか世界を捉えることができず、嘘を通してしか人と繋がる事はできない。つまり、人は皆嘘つきなのである。そう知っていれば世の中はもっと生きやすくなる。悪質な嘘はダメだが、真実だけを追い求める事は生き辛さになる。嘘を受け入れ、楽しむことの大切さ。嘘を通して、人間社会の中で生きる事の希望を感じる事が出来た。この文章が嘘なのか真実なのか、それはこの感想を読んだ人だけが始めて判断できることなのだろう。

  • 読書国の仮住まい

    嘘には許容しても良いものと、許してはいけないものがいる。 その区別が出来なければ、世界に溢れかえった嘘とは対峙できない。 世界は嘘でできている。 僕らは嘘で繋がっている。 嘘を知れば人生が変わる。 人間が人間である限り、常に嘘はつきまとう。 人は互いに自分にとって都合の良い嘘を使ってつながり、自分の嘘の中に相手を取り込む。 嘘で繋がることで僕たちは社会を作っていく。 自分と相手の間には嘘しかないのだから、相手の嘘を楽しみながら自分も嘘をつけば良い。 真面目にまとめたが、本書には嘘しか書かれていませんので。

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