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Books

失恋の準備をお願いします 講談社タイガ

浅倉秋成

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065218587
ISBN 10 : 4065218586
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2020
Japan

Content Description

「あなたとはお付き合いできません―わたし、魔法使いだから」告白を断るため適当な嘘をついてしまった女子高生。しかし彼は、君のためなら魔法界を敵に回しても構わないと、永遠の愛を誓う。フリたい私とめげない彼。異常にモテて人間関係が破綻しそうな男子高生。盗癖のある女子に惹かれる男の子。恋と嘘は絡みあい、やがて町をのみ込む渦になる。ぐるぐる回る伏線だらけの恋物語!

【著者紹介】
浅倉秋成 : 1989年生まれ。2012年に『ノワール・レヴナント』で第13回講談社BOX新人賞Powersを受賞しデビュー。2019年に発表した青春ミステリ『教室が、ひとりになるまで』(KADOKAWA)で第20回本格ミステリ大賞“小説部門”&第73回日本推理作家協会賞“長編および連作短編集部門”にWノミネートを果たす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • へくとぱすかる

    「伏線だらけの恋物語」と帯にあるが、まさかここまでとは思わなかった。第一話は、あくまで序盤。話が進むにつれて、だんだん他の話とからみあっていき、最後は有機的に「そうだったのか!」と、すごい流れになり、胸のつかえが取れるような思いを味わった。個々のストーリーもおもしろいけれど、全体的な構造のおもしろさが素晴らしいと思った。ミステリと言うよりSFの要素が勝っている作品。どうやって、こんな発想が生まれるのだろう? って思いますね。思い切り楽しく読むことができました。

  • 芳樹

    とある日本の町「日の下町」で同時多発的に進行する恋愛模様をコミカルに描いた連作短編集です。ギャグ寄りのラブコメディで、それぞれの恋模様に心を打たれつつ、テンポ良い会話劇に何度も吹き出してしまいました。電車で読んではいけない本です。各話に散りばめられた伏線が最終章で一気に回収される、この手法はお見事。しっかりとオチがついていて、最後にもうひと笑い。とても良い作品でした。

  • 星野流人

    いやこれ。読み物としてめっちゃおもしろかったです。ひとつの町を舞台にしていろいろな男女の恋物語がオムニバス形式で描かれるのですが、そのひとつひとつが互いに複雑に影響を与えあっているという構成の物語になります。作風は軽めで、登場人物たちの会話もボケツッコミがテンポよく、上質なギャグ作品を読んでいるかのようでした。キャラクターもかわいらしく魅力的で、恋物語を応援したくなります。そして伏線や絡み合う展開などにもニヤリとさせられて、とてもおもしろかったです。

  • とこっぷり

    6人の嘘つきな大学生、が面白かったので、別の作品も手にしてみた。登場人物が高校生なので、少し幼稚さがあったけど設定や伏線回収は面白かった。ただ、時間をかけてゆっくり読んでしまったので、伏線回収を全て楽しめなかったので、落ち着いたらもう一度読みたいと思う。

  • よっち

    告白を断るため、魔法使いだと嘘をついてしまった女子高生。フリたい私とめげない彼。恋と嘘とが絡みあい、やがて大きな渦となってゆく連作短編集。上京間近で告白されて遠距離恋愛を迷う女子高生、モテすぎて困る男子高生、彼の浮気を疑う彼女、ブラック企業のサラリーマンの恋、盗み癖がなおらない女の子と彼女が気になる小学生。やたらと濃い登場人物たちが日の下町で繰り広げてゆく数々の事件は、意外なところで繋がり絡み合ってかなりカオスな展開でしたけど、そこから伏線が繋がっていい感じにまとまっていく結末はなかなかいい感じでしたね。

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