流産・死産・新生児死で子をなくした親の会

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誕生死

流産・死産・新生児死で子をなくした親の会

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784385360904
ISBN 10 : 4385360901
Format
Books
Release Date
April/2002
Japan

Content Description

がまんしなくていいの、思いっきり泣きなさい…。出産前後に赤ちゃんを亡くした悲しみを、11家族が実名で、ありのままに綴った小さな小さな命の物語。命の大切さが伝わる1冊。

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • esop

    リアルな言葉で、感情が伝わってくる。 誕生死を通じて、与えてくれた「何か」に気づくことができれば少しは救われる。 涙が出る。 無事にこの世に生を受けることはけっしてあたりまえのことなんかじゃない。だからこそ「生きている」ことはただそれだけで、尊いのだということーー。 あなたがお空にいようとも、あなたは大切な大切な私たちの家族です

  • 次男が病気を抱えて生まれたとき、長男は「生きていてくれて良かった。生きてるだけで幸せ」と言った。本当にそうだと思う。生きていることも、健康な赤ちゃんを生むことも、決して当たり前のことではないのだ。当たり前だと思っている幸せの裏で、誰かが病気になったり、流産したり誕生死したりしている。どの話も長男が生まれるより前の話で、今なら考えられないような病院の対応にゾッとする場面も。今はネットで調べることが出来るし、同じ境遇の人を探すのも簡単だろうが、当時はそれもなかなか難しく孤独を感じたお母さんが多かったようだ。

  • 先月、妹が初めての長女を死産しました。妹が経験するまで、私の身近にも流産、死産、異所性妊娠と経験した人がいたのに、あぁ、そうかぁ、と特に深刻にならずいました。…本当はえらいことなんだとやっと分かりました。この本の中ではママ、パパ、きょうだいの視点で素晴らしい文章力により状況、気持ちが書かれています。経験者でないのにポロポロ泣けて、読む姿を見られたくないなぁと思いながら、日数をかけて読了しました。死産、流産などの多さに驚き、どの妊婦さんにもありうると心得て日々を過ごしたほうがいい、と思いました。

  • はな

    本当は去年読み終わっていたけれど、感想が書けなかった本。システム上書かなくてもいいけれど、そのまま読了にはできませんでした。新しい命が誕生することは全てが奇蹟であること、その奇蹟をよろこぶことの大切さを改めて感じた。

  • aya

    ふと、タイトルに惹かれて手に取った本。私自身仮死産で生まれ、『誕生死』のこどもとなる可能性がありました。それでもこうしてあのころから20年も生きられているという事実に重みを感じます。強く健気な彼女たちの姿に胸を打たれます。人には悲しい出来事を、乗り越えて生きる力強さが宿っているのだと感じます。

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