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洲之内徹ベスト・エッセイ 1 ちくま文庫

洲之内徹

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480439505
ISBN 10 : 4480439501
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

戦争体験を引きずり、癒されない飢餓を抱えながらも、美術エッセイ「気まぐれ美術館」で人気を博した洲之内徹。屈託のある名文を選んだアンソロジー

【著者紹介】
洲之内徹 : 1913‐87年。愛媛県出身。美術エッセイスト、小説家、画商。1930年東京美術学校建築科在学中、マルクス主義に共感し左翼運動に参加する。大学3年時に特高に検挙され美術学校を退学。20歳で再検挙にあい、獄中転向して釈放される。38年、北支方面軍宣撫班要員として中国に渡り、特務機関を経て、中国共産党軍の情報収集に携わった。46年、33歳で帰国してからの約20年間、小説を執筆。3度芥川賞候補となるが、いずれも受賞はかなわず。61年より、田村泰次郎の現代画廊を引き継ぎ画廊主となった。74年から連載「気まぐれ美術館」を開始し、多くの読者を獲得した

椹木野衣 : 1962年埼玉県秩父市生まれ。美術批評家。多摩美術大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 阿部義彦

    ちくま文庫、今月の新刊。美術評論家の洲之内徹さんのエッセイから、椹木野衣さんの手により選び抜かれたベスト選集、第一弾です。私も洲之内さんの事を知ったのは、恥ずかしながらここ5、6年位で、主に「気まぐれ美術館」の名前からです、かなりの長期(死ぬまで)にわたって『藝術新潮』に連載されて、殆どが品切れで手に入りにくく、一冊だけブックオフで見つけて読んで面白さに釘付けになりました。話があちこちに飛んで羅列に終わっても、しみじみと心に残る何かが有る、素晴らしい筆致です。夏の第二弾発売を待ちます。

  • Hotspur

    洲之内徹の書いたものがその日本語も含めて好きで、以前函入り6冊の『絵のなかの散歩』『気まぐれ美術館』を買って読んだことがあり、そこからの抜粋の本書を買っても仕方ないと思いつつ、表紙に惹かれてまた手に取ってしまった。著者は1913年生まれの「現代画廊」の画廊主で、大宗は現代日本の画家を主題に据えた美術エッセイなのだが、語られるトピックがあちらこちらと脈絡なく飛び、章タイトルからも離れていってしまうのが著者らしい。しかし完本から省略された章への言及もあちらこちらにあり、どうせなら完本で読むことをお勧めしたい。

  • Ta283

    美術エッセイと言うより日常エッセイ。先日、宮城県美術館コレクションで洲之内徹コレクションを見てきたばかり〔本の購入の方が先〕、この本で紹介されている作品のいくつかも実物を見たばかり

  • ひろふみ

    かつて、といっても35年以上前だが、芸術新潮に14年間も連載していた「気まぐれ美術館」で有名。とこの本で知った。長期連載なら山本夏彦だろうに、新潮社が現役で取り扱っている本はもはやない(webの著者名検索に出てこん)。

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