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新装改訂版 トートーメーの民俗学講座

波平エリ子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784899824930
ISBN 10 : 4899824939
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

位牌継承の未来について考える。

2010年の初版発行から現在までロングセラーとなっていた民俗学の入門書が、
新装改訂版としてあらたに登場しました。

御嶽、門中、シジ、一番座、西と東、ムートゥヤー、
家系図、トートーメー、グソーニービチ、預かり位牌などといった
沖縄に古くから伝わる概念やしきたり、慣習の由来とその意味を丁寧に解説。

沖縄社会の近代化にともなって位牌祭祀はどう変容したのか、
そして今後はどうなっていくのか。
沖縄社会のありかたを考えるうえで必読の一冊です。

Customer Reviews

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • So Honda

    沖縄(特に本島中南部)に固有の親族組織「門中」と位牌継承について。特に複雑でわかりにくい位牌継承のルールが明快に解説されており、よく理解できた。大家族とユタの介在により成り立ってきた位牌継承は、都市生活者の流動化や意識の変化もさることながら、少子化進行という物理的制約によって否応なく変わって行かざるを得ないだろう。

  • mana

    沖縄の位牌継承について調べたくて手に取った。元は柔軟な対応が許されていたものが、時代が下るにつれ厳格な長男継承に変化したことが分かり驚き。その一因として、ユタが「長男継承を破ったから家に災難が降りかかった」という言説を頻繁に使うことが挙げられる。ユタ自体は沖縄文化の一部として興味深いものだが、少子化・脱門中化が進み、トートーメーや墓への考え方が変わりつつある現代においては、自然とユタの在り方にも変化が迫られるのかもしれないと感じた。

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