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メガバンク 無限戦争 頭取 二瓶正平 幻冬舎文庫

波多野聖

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784344434219
ISBN 10 : 4344434218
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

真面目さと優しさを武器に、弱小銀行出身ながら専務にまで上り詰めた二瓶正平。だが突如、頭取に無期限の休職処分を告げられる。理由は二瓶の指揮のもと始めた、社運を賭けたビッグプロジェクトからの撤退。意気消沈した二瓶だったが、旅先で目にしたシャッター街をきっかけに、日本を元気にするため動き出す。「メガバンク」シリーズ最終巻!

【著者紹介】
波多野聖 : 1959年、大阪府生まれ。一橋大学法学部卒業後、農林中央金庫、野村投資顧問、クレディ・スイス投資顧問、日興アセットマネジメントなど国内外の金融機関でファンド・マネージャーとして活躍する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • のぶ1958

    著者は知人であり応援モードの感想ですが、私の好きな作品です。 とても読みやすい中で、ロシアや中東の戦争、マネー至上主義、暗号資産、AIの活用と不安など今日の世界の関心事に対して、フィクション仕立てで主人公を通して著者の思いを語らせます。戦争やマネー至上主義など世界を混乱と破滅に追いこんでいく流れを救う鍵は、「人」、仲間の存在であるとの展開は前作同様ながら素敵なエンディングでした。 この「メガバンク」シリーズ完結との事で、著者の思いの込められている「あとがき」もとても良かったです。

  • Nazolove

    またしても、途中から読みだしたシリーズで本を読ませていただいた。 いきなり主人公ハードモードスタート、そこから今まで歩んできた人たちのおかげで助かる、的な内容であった。 そして近代の時事ネタがあれやこれや絡んで最終的に何だこの壮大な、という大きなテーマで展開していく小説であった。 今回最終話しか読んでない中で学んだのは、やっぱり出会ってきた縁のおかげで今の自分があるので、いい加減にせず最後まで付き合うこと、そして仕事をおろそかにせず、向き合うこと、これが一番大事なんだなということが分かった。

  • hiyu

    ちょっと大きすぎてついていけない点はある。だが、中で示された絶望の件、ちょっと考えるところがあった。

  • Fumi

    うーん。作者は大真面目なんだろうけど、フィクション感が強すぎて、登場人物に感情移入できなかった。シリーズの2作目くらいまでは、ふつうに面白かったんだけどな。

  • 野良まんぼう

    「フィクションにしか書けない真実がある」 あとがきに書かれたこの一文はある意味で鋭い観点なのではないかと思う。 書きたいけど書けないこと、伝えたいけど伝えられない真実をフィクションに載せて伝える方法。 ずっとこのシリーズは真実ベースからSF小説になったなぁ…と思っていたが、作者の書きたいことをフィクションに載せていたのだ。 「実際世界ってこんな感じなのかもなー」と漠然と思っていたが、あとがきの一文で合点がいった。 信じる信じないは別として、この人が感じた世界の真実を書きたかったんだなぁ。面白かった。

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